度が過ぎたキレイ好きって、正直迷惑だと思う

キレイ好きも、度が過ぎると迷惑極まりない

みなさん、こんにちは　おりばーです。

皆さんの周りには、「キレイ好き」な人はいますか？　整理整頓や掃除をキッチリやる人です。

もうすぐ年の瀬なので、こういう人たちが活躍し始める時期でもありますね。

今日は、この「キレイ好き」な人に対して思うところがあるので、書き綴っていこうかと。

どこにでも一定数存在する、「キレイ好き」

僕もそれなりの長さの人生を歩んでいるので、たくさんのコミュニティや環境で、色々な人に出会ってきました。

どこの環境でも、「キレイ好き」という人が一定数いるものです。

僕の意見としては、「キレイ好き」ということ自体はとても素晴らしいことだと思います。

いつも整理されていて、スマートな印象がありますし、見ていて気持ちが良いものです。

それに、物がごちゃごちゃしていると心も乱れて、作業効率も落ちてしまいますからね。

僕は、「整理整頓や掃除をまったくやらない」というわけではないのですが、こまめにやるのはちょっと苦手です。

忙しいとどうしてもそういったことを後回しにしてしまうので、「こまめに整理整頓や掃除ができる人」って心の底から尊敬しますし、ちょっと羨ましいとすら思います。

キレイ好きにも、実は二種類いる

ただ最近思うのは、このキレイ好きにも実は二種類のタイプがいるということです。

①自己完結型のキレイ好き

まず、自己完結型のキレイ好きタイプとは、下記のような特徴がある人です

キレイ好きで整理整頓はちゃんとやるけど、それを他人にまで求めないタイプ。　しかも、しれっと秘密裏に掃除や整頓をしていてくれる、とてもありがたい存在です。

仕事が忙しいと、整理整頓や掃除はどうしても疎かになってしまうものです。

それを咎めることなく、秘密裏にしれっと整理整頓や掃除をしてくれて、恩着せがましくない…

ほんとに素晴らしく、カッコいい人です。　そして、優しい人なんだと思います。

こういう人がさりげなく掃除してくれてると、こちらも申し訳ないと思い、整理整頓はちゃんとやらなきゃいけないなという気持ちになりますよね。

②他人巻き込み型のキレイ好き

そして、もう一つのタイプは、他人を巻き込むタイプのキレイ好きです。

こういうタイプは、下記のような特徴があります。

①整理整頓やキレイ好きだが、己と同じレベルを他人に強要する

キレイ好きで整理整頓・掃除好きなのは別に結構なことですが、異常かと思うレベルを他人にまで強要してきます。

「そんなとこ、別にええやん」と思うところまで、自分の思い通りになっていないと気が済まないんですよね。

整理整頓や掃除は、やろうと思うとそれなりに時間と手間のコストがかかります。

こういう人たちが求めるレベルまでやろうとすると、時間を食いつぶされて業務に支障が出てしまう危険性もあります。

②いきなり整理整頓・掃除スイッチが入り、乱れや汚れが気になりだす

そして、突然スイッチが入ったように汚れや乱れが気になりだし、いきなりわめき始めて他人を巻き込んで掃除や整理を始めだすからタチが悪い。

こういう人に、「整理整頓や掃除を、果たして今このタイミングでやる必要があるのか？」とそれとなく確認したりするのですが…

そうすると、烈火のごとく怒りだしたりします。

「整理整頓や掃除ができない奴＝人間のクズ」と言わんばかりに、責めててきます。

なまじ言っていることは正しいので、グゥの音も出ないのですが…いきなり掃除が始まるので予定をめちゃくちゃにされて、正直迷惑だなと思います。

③意外にも自分ではあまり手を動かさず、人にやらせる

そして、こういう人は意外にも自分ではあまり手を動かさず、他人を使っていつまでも掃除や整理整頓をやらせ続けます。

とにかく、自分の気が済むまで、思い通りの形になるまで人を使役して掃除や整理整頓をやらせ続け、最後に恍惚とした満足した顔で去っていきます。

キレイ好きなのは結構ですが、そこまでやりたいなら自分一人で勝手にやってくれと言いたいです。

整理整頓や掃除をするのは正しいことだが…度が過ぎたレベルを他人に強要するのは考え物

整理整頓や掃除は大切なこと。

そして、「使ったら片づける」「共用スペースはきれいにする」ということは紛れもない正論です。

確かに、こまめに片づけていればこんなことにはならんでしょうし、整理整頓ができていないのは申し訳ないとも思います。

ですが、現実はその時間がなかなか取れないからこうなっているわけですし、正論だけで事が片付くとは限りません。

この「巻き込み型のキレイ好きの人」が言っていること自体は正論ですが…

他人にはまるで響かず、コミュニティ内の不要な軋轢（あつれき）を生む原因にもなるというのが現実（リアル）なのです。残念ながら。

現に、一緒に片づけをしてくれた若い子が、掃除が終わった後にこんなことをポツリとつぶやいていました。

この若い子は、このキレイ好きが言っていることを意味不明な理不尽事だと思ったのか、明確な拒絶の態度を取っていました。

整理整頓や掃除に対してのプライオリティやクオリティは、人それぞれなんですよね。

もちろん、仕事や環境によっては、安全や衛生の観点で整理整頓や清潔感が優先され、クオリティを高くしないといけない場合もあるでしょう。

（物が倒れてきて事故になったり、感染症等のリスクがあったりする場など）

ですが、そこまでではない仕事や環境で、あまりにもキッチリした過剰クオリティの整理整頓や掃除は、時間的なコストもかかりますし、クオリティレベルが人それぞれ異なります。

あまりにも一方的に度が過ぎる整理整頓や掃除を強要されると、価値観の違いによる反発を招きかねないなと感じています。

ものを散らかしっぱなしで片づけない方が良くないし、共用スペースは整理整頓しておくことが正しいのですが…

キレイ好きな人ももう少し言い方に気を付けてもらったり、どこまでの整理整頓レベルを他人に求めるか？は少し考えてもらった方が良いと思います。

たとえ正論でも、押し付けて強要することが正しいとは限らないのですから。

まとめ

「私、キレイ好きなんですよ～」って言ってくる人、僕は少し警戒するようにしています。「こいつ、ひょっとして『他人巻き込み型』じゃないだろうな？」…と。

キレイ好きな人とそうではない人、お互いに納得できるラインを決めて、気持ちよく過ごしたいですね

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