パワハラはいかなる理由があろうと、絶対に許せないと思う！

いかなる理由があろうと、パワハラは絶対に許さんぞ！

みなさん　こんにちは　おりばーです

先日、Twitterでこんなつぶやきをしました。

『会社でパワハラしてる上司も、家では優しいお父さんかもしれません　そう思うと、何だか許せる気になってきませんか?』

1mmも許せる気になりません
その優しさを、なぜ少しでも部下や後輩に向けてやれないんだよ

— おりばー@静かに暮らしたい (@oliverqueen8199) September 25, 2022

過去にこんなことを言われて釈然としなかったことをふと思い出し、ツイートしたのですが…

これに対し、なんと１万を超えるいいねがつき、多くのリツイートを頂き大反響となっております。

たくさんのコメントいただき、大変恐縮ですしありがたく思ってはいるのですが…

その一つ一つに対し、いいね返しやコメント返しをするのが大変なので、このブログでツイートの内容を少し補完しながら、頂いたコメントに対しての意見をまとめて述べていきたいと考えました。

…というわけで、今日のテーマは、「いかなる理由があろうと、パワハラは絶対に許せないと思う」という件で語っていこうかと思います。

『会社でパワハラしてる上司も、家では優しいお父さんかもしれません　そう思うと、何だか許せる気になってきませんか?』

もう何年も前の話になりますが、以前働いていた会社で起こった出来事です。

以前働いていた会社に、Yさんという管理職の人がいました。

このYさんは、この当時僕の上司というわけではなかったのですが、部下に恫喝に近い罵声を浴びせ、パワハラをしていることで有名な人でした。　

僕の仲良くしている同僚もそのパワハラの被害に遭っていて、実際僕もその現場を見かけたことが何度かありましたね。

そんなある日のこと、組合活動をやっていたこともある、別のマネージャー職に就いているRさんと話をする機会があり、このYさんの話になりました。

僕は、このYさんがパワハラを部下の人に強いている事、仲良くしている同僚も被害に遭っていて問題だと思うから、何とかならないのかと話をしました。

そうしたら、このRさん　とんでもないことを言い始めたんですね

だいぶ前の事なので、細かい言い回しは違うかもしれませんが、ニュアンスとしてはおおよそこんなことを言われた記憶があります。

もうね、言っていることが1mmも理解できませんでした。　

考えがぶっ飛びすぎて、感動すらしたくらいです。

「Yさんがパワハラするのはやむを得ないことだから、辛くても歯を食いしばって耐えてほしい」…とでもいいたかったんでしょうか？

マネージャー職であるこのRさんも、パワハラを容認しているフシがあったので、「もう組織ぐるみでヤバいな　この会社」と思いましたね。

この時のことをふと思い出してしまい、イヤな記憶の扉がギギギと開いて悶々としてしまったので、いてもたってもいられずツイートしたところ、実にたくさんの方からご意見を頂いたんですよ。

僕の思いに対し、賛同してくれる方が多くて、とても嬉しく思いました。

twitterの皆さんの声を集計してみた

twitterの皆さんの声を集計してみると、おおよそ下記のご意見にグループ分けすることが出来ます。

意見の紹介と、それに対してのおりばーの意見を述べたいと思います。

意見①　家で優しいお父さんとか関係ない　パワハラ自体許せるわけがないだろう

まず、「家で優しいお父さん」だからとかまったく関係が無いことであり、パワハラ自体問答無用で許せるわけがないというご意見。

これには僕も同意です

「根は家族を大切にする優しい人だから、パワハラするのには何か事情があるはずだ」とでも言いたいんでしょうが…

どんな事情があるにせよパワハラしていい免罪符にはならないんですよね。

「家では優しいお父さん」とか、それがどうしたよって感じです。

部下に対しての接し方や態度こそが、まぎれもないその人の会社での顔なわけですから。

家族を大切にする優しさがあるなら、その優しさをなぜほんの少しでも部下に向けてあげられなかったんだと思います。

引用『Hunter×Hunter』

身内や肉親は大切にする優しさがあるけど、所詮部下は他人だからが知ったこっちゃないってことですかね。

そうだとすると優しくできる素養はあるのに、人を選んで部下にパワハラをしているという、ある種の計算高さや質の悪さが垣間見れます。

意見②　外でパワハラする奴が、家で問題が無いわけがない

それから、会社で部下に平気でパワハラする奴が、家庭では問題が無いわけないというご意見も多かったですね。

たしかに、部下に対して平気でそのようなことが出来る人間が、器用に家では優しい人物を演じているとは考えにくい。

パワハラやモラハラ、DVをしている可能性もあり、単に家族がそれを我慢していただけだったという可能性も十分あります。

また、家で居場所がなく、人として扱われていないから外で傍若無人にふるまっているということも考えられますよね。

ご意見③　パワハラ上司の家族にも報復してやる！

それから、このパワハラしている上司ではなく、そのご家族に対してのご意見も少なくありませんでした。

会社でお父さんがパワハラしている事実をこの家族に知らしめたり、パワハラしている上司本人だけでなく、その家族にも報復（リベンジェンス）してやる！…といった、復讐劇の幕開けを予感させるご意見が…

パワハラしている上司に対しては、確かに「復讐してやる！！」という気持ちは分からなくもないです　（そのご家族は無関係だから、さすがに巻き込みたくはないですが…）

そしてそのパワハラ上司だけでなく、その家族にまで復讐の対象になってしまう可能性があるんだということが改めて分かり、とても恐ろしいと思いましたね。

会社での仕打ちが家族にリークされて、奥さん子供に知れ渡ってしまったり、家族全体が報復の対象になり、テロ的なやり方で巻き込まれて殺されてしまったりするかもしれません。

パワハラはとても卑劣であり、どんな理由があろうと許されざる行為

上記したとおり、パワハラは職場での立場を利用し、逆らえない人間を追い詰め、その人の人生や家族をも壊しかねないとても卑劣な行為です。

僕も、パワハラを受けたことは何度もありますが、ホントにツラかったですよ。

心を病んで、ホントに生活が立ち行かなくなってしまうところだった。

ホントは家族を大切にする優しい人だから、パワハラするのにはなにか訳がある？

業務上、言わなくちゃいけないから、心を鬼にしてあえて厳しいことを言っている？

ふざけるな！って感じです。

そんなのが、パワハラしていい理由になるわけがないだろうが。

僕は、どんな理由があろうとパワハラを容認することは出来ません。

自分自身もされて辛かったし、これはいつかどこかのタイミングでブログで語っていくつもりなのですが、実は人生を変えてくれたすごくお世話になった先輩が、パワハラを苦に自殺してしまったんです。

いわば、恩人をパワハラに殺されたようなものです。

その先輩を無念を少しでも晴らすため、お世話になった先輩への恩返しのため、パワハラをなくすことに少しでもいいから尽力したいと思っています。

引用『東京リベンジャーズ』

パワハラをしている人、受けている人へ

最後に、パワハラをしている人、パワハラを受けている人へメッセージを送ります。

パワハラをしている人へ

管理職や先輩という立場で、部下を指導し成果を出さなくてはいけない大変さはお察しします。　

僕なんかには想像ができない大変さがあると思います

ですが、だからといってパワハラしていい理由になんかなりません。

僕には１mmも理解できません。立場を利用した卑劣なやり方です。

どんなにつらいことか、想像できてますか？　その人の人生や家族がめちゃくちゃになることだってあります。

あなたが仕事でパワハラしている部下も、誰かにとっての大切な息子さんであり、娘さんであり、お父さんであり、お母さんであり、彼氏彼女かもしれません。　

そう思ったら、パワハラなんて出来ないと思いませんか？

それに、パワハラをしている部下から報復される可能性があることも忘れてませんか？

その復讐の矛先は、あなた本人とは限らない。　

あなたの家族に向けられることだってあるんです。　パワハラで追い詰められた人間は何をしでかすか分かりませんよ。　

四六時中、一年365日、あなたは復讐を誓った人間から身を守りきれますかね？　多分無理でしょう。

もし、あなたが部下に対して少しでもパワハラしているという自覚があるのなら、あなたやご家族の安全を確保するという観点でも、パワハラなんかやめるべきです。

パワハラを受けている人へ

心中お察しします。

とても辛いということは、僕も身をもって体験済みなので、その気持ちはわかるつもりです。

でも、自分の限界まで耐えることを頑張ってはいけません。

あなたがパワハラを受けていい理由は、この世に存在しません。

もし辛い状況が続いているなら、その状況を甘んじて受け入れることなく、色々と行動してほしいと思います。

勇気をもって、誰かに相談してもいい。

その職場から逃げたり、距離を取ったりしてもいい。

とにかく、あきらめないでほしい。

あなたは自分らしく元気に生き、大切にされて幸せに生きるために生まれてきたんです。

そして、出来ればパワハラしてきた人間への報復なんかやめましょう。

そんなくだらない人たちに使う時間ほど勿体ないものはないですし、これから先の人生に影を落とすような真似はしてはいけない。

あなたが幸せになることが、そいつへの一番の復讐になるはずです。

話なら、僕で良かったらいつでも聞きますよ。

パワハラしている人、パワハラを受けている人、両方に少しでも伝わるものがあれば幸いです。

まとめ

twitterで何気なくつぶやいた今回の件、こんなにも多くの反響がありびっくりしました。

そして、賛同してくれる方のコメントが多かったので、そのコメントに応えるためにも一生懸命心を込めて記事にして書いたつもりです。

パワハラ撲滅に少しでも役立ってくれれば嬉しく思います。

それでは、本日はここまで

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