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「先読み!IT×ビジネス講座 Chat GPT」は読んでおかないと損する書籍だった

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みなさん こんにちは おりばーです

今話題の『Chat GPT』は、もうすでに使って試したことはありますか?

僕も、最近この『Chat GPT』を使いはじめてみたのですが…素直に驚きました。

おりばー
いやはや…こんなにすごいことが出来るのか

AIはこんなことまでできるようになったんだ!

それと同時に、『Chat GPT』をちゃんと知っておかないとな~という気持ちになり、ちょっと勉強してみようかと思いました。

参考になる書籍を探していたら…いい本があったんですよ。

「先読み!IT×ビジネス講座 Chat GPT」

「先読み!IT×ビジネス講座 Chat GPT」
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oliver819908-22

今日は、この「先読み!IT×ビジネス講座 Chat GPT」を読み、感じたことを解説していきます。

目次

「先読み!IT×ビジネス講座 Chat GPT」を読もうと思ったキッカケ

そもそも、Chat GPTって何?

『Chat GPT』とは、米国の企業であるOpen AI社が開発した、人工知能(AI)を活用したチャットサービスです

AI(人工知能)で文章を生成したり、会話をすることができます。

また、Chat GPTは大量の文章データを学習して、文章のパターンや言葉の意味を鑑みて、新しい文章を生成することもできます。

僕も、『Chat GPT』をお試しで使ってみたのですが…

そのすごさに驚きましたね。

分からないことや知りたいことを、ピンポイントで文章で返してきてくれます。

一昔前のAI特有の「不自然すぎる文」や「ぎこちない文」ではなく、ホントに人間が書いているような内容になっているんですよ。

2022年11月に公開されるや、瞬く間に注目されユーザーが急増し、今最も注目されているAIテクノロジーサービスなのです。

おりばー
なんか、ものすごいAI技術サービスが出てきたな 世の中にAI革命をもたらす可能性を感じました

Chat GPTについて、色々と学んでおかないといけない気がした

「先読み!IT×ビジネス講座 Chat GPT(以下、本書」を読んでみようと思ったのは、『Chat GPT』について、概要を学んでおかないとな~と思ったからです

Chat GPTを使ってみて、『世の中にAI革命をもたらす可能性のあるすごい便利なものが出てきたな~』と思った反面、色々と複雑な気持ちにもなりました。

これを使う企業や個人が増えてきて、「使うことが当たり前」「使うこと前提」というトレンドになっていく…

なので、最低限のことは知っておかないと、取り残されてしまうんじゃないかと思ったんですよね。

それに、これから先「AI技術をうまく使う前提」で生きていった方が、色々便利そうです。

「これからの主流技術になる『Chat GPT』のことを学んでおきたい。  概要がさらっと学べて、活用方法などが分かる本はないかなぁ?」

そう思っていたところ、この書籍を見つけたので、読んでみることにしました。

「先読み!IT×ビジネス講座 Chat GPT」
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「先読み!IT×ビジネス講座 Chat GPT」を読んでみた感想

「先読み!IT×ビジネス講座 Chat GPT」(以下本書)を実際に読んでみた感想ですが…

Chat GPTの概要や開発の背景知りたい人や、具体的な活用方法について学びたい人にとって、非常に役立つ本だと思いました。

本書は、IT企業取締役の古川渉一(ふるかわしょういち)さんとITライター酒井麻里子(さかいまりこ)さんの両名によって執筆されてます。

お二人の会話形式で展開されているので、堅っ苦しい感じがせず、また難しい専門用語も細かくかみ砕いて解説してくれるので、フランクに学べることが出来ちゃいます。

また、自分が知りたいトピックを選んで学ぶこともできるため、手元に辞書代わりに持っておいて、分からなくなったら読み返す…といった、自分の状況に合わせたスタイルで学ぶことができるんじゃないかと。

・Chat GPTに興味がある

・Chat GPTを使い始めたんだけど、まだよくわからない…

…と思っているビギナーの皆さんが、Chat GPTの大枠と活用方法を理解するのに、非常に価値のある本になると思っています

おりばー
個人的には、電子書籍よりも紙媒体の方がおススメだと思いました
「先読み!IT×ビジネス講座 Chat GPT」
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「先読み!IT×ビジネス講座 Chat GPT」を読んで、タメになったポイント

この本、僕個人には非常に勉強になるところだらけだったので、正直ポイントを絞るのがとても難しかったです。

ただ、あえてタメになったところを厳選するならば、以下のポイントだと考えています。

①:Chat GPTの成り立ち

②:Chat GPTの使い方 押さえておきたいテクニック

③:AIの進化とうまく付き合うには?

ポイント①:Chat GPTの成り立ち

Chat GPTを使うにあたって、その成り立ちや技術的な背景を理解しておくことは、非常に大切であり、効果的に使いこなすためには是非知っておくべき内容です。

Chat GPTは、言葉の意味をちゃんと理解して、答えを返信しているように思えるのですが、そういうわけではないんです。

実は、データを学習させてトレーニングをすることにより、最もそれらしいパターンの文章を出力して返しているに過ぎないのです。

どういう学習をさせているかというと、色々な学習方法を組み合わせて、精度の高い文章生成をさせているんです。

これらをまとめて「機械学習」と呼びますが、機械学習には様々な手法があります。

「機械学習」 手法一覧

①教師アリ学習

大量のデータに人間が「答え」のラベルを付けたもの(教師データ)をAIに与える

⇒正解やマニュアルを渡して、学習させる

②教師ナシ学習

「答え」のラベルが付いた教師データなしで学習する

⇒コンピューター自身が与えられたデータを分析して、特徴ごとに判別する

③強化学習

コンピューターにあらかじめルールがきまっていることをやらせて、その結果に報酬(スコア)を与える

⇒報酬を与え、試行錯誤させて高い報酬(スコア)を出せるようになっていく

④深層学習

人間の脳を参考にして作られている。上記の学習の精度を上げる手法 ディープラーニングとも言われる

⇒入力層に自然言語を機械が理解できる形にしたものを入れると中間層でそれを処理して、正しいか/そうでないかを判別した結果を出力層に出す

Chat GPTは、色々な情報を元に、上記学習方法を駆使して学習しているのですが、その元になる学習元データはどこから得ているのでしょうか?

それは、2022年初頭にトレーニングを終了したGPT-3.5シリーズ…つまり2022年初頭ごろまでにWeb上に存在していた情報であり、最新情報じゃないんです。

なので、2022年初頭以降のデータでしか学習していないため、それ以降のデータは現在のChat GPTでは生成時に反映できないという弱点があります。(※)

(※)検索エンジンと組み合わせることで、そのウィークポイントを補う仕組みも最近できつつある。

なので、間違ったことを答えてしまうケースもあることは、念頭に置いて使わないといけません。

おりばー
もっともらしい答えは返してくれるけど…正しいかどうかの判断は、僕ら人間がちゃんとしないといけないということです

ポイント②:Chat GPTの使い方 押さえておきたいテクニック

Chat GPTを実際に使われてみて、こんな感想を持つ方が少なくないといいます。

『なんか微妙…』

『ほしい答えを返してくれない』

『とんちんかんな回答だな』

でもこれは、使う側の人間のスキルが不足している可能性が高いのです。

Chat GPTは、言葉の意味をちゃんと理解して、答えを返信しているわけではなく、データを学習させてトレーニングをすることにより、最もそれらしいパターンの文章を出力して返しているに過ぎません。

なので、良い回答をするかどうかは、「我々がChat GPTにどう質問するか」にかかっているのです。

Chat GPTに質問する時のテクニックを知ることで、文章生成された回答の精度がグッと向上し、求めている解凍を引き出すことが出来ます。

ポイント①:質問の前提となる「条件や文脈」を具体的に与える

質問する際に、前提となる「条件や文脈」を具体的に与えることが効果的です

例えば、堅苦しくて論文のような回答ではなく、わかりやすい説明をしてほしかったとします。

その場合は、質問する際に、前提となる「条件や文脈」を先に具体的に与えるといいです

読む人の条件例

・小学校低学年でもわかりやすく

・社会人経験が浅い人向け

文章の条件例

・箇条書きで

・〇〇〇文字以内で

どんな答えがほしいかを、できるだけ具体的に指定することで、返ってくる回答の精度はグッと高くなるんです。

なので、質問する側の我々も、自分の立場や求めているものといった、前提条件をしっかりと自覚して明確にしておき、的確に伝えることが大切になってきます。

ポイント②:追加で質問し、深堀していく

質問をしても、返ってきた答えがいまいちだった場合、さらに追加で質問して深堀していくことも大切です。

〇〇〇の部分の、具体的な例を挙げて説明してください

△△△も関連していると思うのですが、その部分も説明してください

Chat GPTは、前の質問を元にして学習し、より深堀した答えを引き出せる強みがあります。

具体的な答えを引き出せるように聞いたり、関連していそうな別の話題について聞いたりすることで、Caht GPTはより具体的で掘り下げられた答えを返してくれるようになります。

おりばー
一回質問して『なんか使いにくいな』と判断してしまうのはとってももったいない!  さらに追加で質問を続けましょう

ポイント③・役割を与える

知りたいことや悩みの解決策を聞きたいときに、その質問に応じたキャラクター(役割)をChat GPTに与えるのも良い方法です。

回答が一気に具体的かつ分かりやすくなり、目的の回答を引き出せるようになります。

Chat GPTにキャラクター(役割)を与える

  • 学校の先生
  • 営業セールスマン
  • 哲学者

キャラクター(役割)を与えることで、自分の欲しい目的の回答を、引き出して返してくれます。

おりばー
役割によっては、たまーに、英語で回答してくれることもあるみたい… 必ずしも日本語で返してくれるとは限らない

そんなときは、翻訳ツールで日本語にして使いましょう

ここで紹介したテクニックは、どれもChat GPTの回答精度を飛躍的に向上させてくれる、是非覚えておきたいものばかりです。

ですが、これらのテクニックを使う以前に、もっと大切なことがあります。

それは「高度に使いこなすためには、人間側のスキル」が備わっていないとダメだということ。

Chat GPTは、質問の仕方によって返ってくる答えが大きく変わる特性があります。

Chat GPTに質問する側の人間が自分の立ち位置や、何を聞きたいのかなどの「前提条件」をしっかりと自覚しておくことが大切です。

そして、それを「どうChat GPTに伝えたらよいか?」

ここもしっかり考えないといけません。

おりばー
どんな前提条件が必要かを自分で考え、それを正確に伝えていく力…  ここでもやっぱり大事なんですね。

「Chat GPTを使えば、なんでも答えてくれる」と思いがちですが、欲しい答えをもらうためには、使う人間側にもスキルが求められるということです。

ポイント③:AIの進化とうまく付き合うには?

この本には、Chat GPTの成り立ちや具体的な使い方の他に、これからのAIの進化と我々人間が上手く付き合っていくためにはどうしたらよいか?というテーマについても取り上げられています。

おりばー
個人的に、色々と考えさせられ、むしろこのパートが一番重要かもしれないと思いました。

AIを使う側に求められること

Chat GPTのようなAI技術が発展していくのは、大変すばらしいこと

便利なものであることには変わりないので、どんどん使っていけばいい。

ですが、その裏返しで、AIを使う側にも色々なものが求められるようになります。

AIを使う側に求められること

・AIは時々間違ったことを言うので、自分でも情報の出どころの裏を取る。(ファクトチェック)

・生成された文章に類似したものがないか?確認を怠らない

・犯罪や人を傷つけるような行為を調べたりなど、悪い使い方をしない

AIはあくまでもサポートツールであり、それを使うのは人間。

そして、どんな素晴らしい道具も、誤った使い方をすればケガをするし、人に損害を与えてしまいます。

便利な道具だからこそ、使う側のモラルや姿勢が問われていくことになるでしょう。

AIと人間は共存できるのか?

AIが進化しすぎてしまうと、人間が不要になっていずれ人間の方が滅ぼされてしまうのではないか?

こんなSF映画のような恐ろしい想像を、誰しも一度は想像したことがあるんじゃないでしょうか?

でも、本書では「完全にAIが人間の代わりになって、人間を滅ぼしてしまう」事態になってしまうことは、基本的にないと謳っています

確かに、AIはここ数年で目覚ましい進歩を遂げました。

例えば、特定のもの(文章など)を生成することに関しては、人間と同等以上になったかもしれません

ですが、「どんな方向性のものを作り、それを使って何を伝えたいのか?」といった、価値観の部分って、人間にしか決めることができないんです。

なので、AIを必要以上に恐れたり、人間を脅かす存在と危険視する必要はない。

人間にしかできない、「思いをつたえる」「感情に訴えかける」といった部分は、AIには絶対にできないことですからね。

ベースになる部分はAIに作成をお任せして、AIが作ったものを、我々人間が自分で考え、取捨選択して、微調整していく…

そういった「AIと共同作業をしていく」というスタンスが大切なのかもしれません

これからは、「人だから作れる」コンテンツにこそ価値がある

そうはいっても、Chat GPTをはじめとするAIの進化によって、消えてしまう仕事もあるのではないか?

こう危惧する人も多いですよね。

本書では、型が決まった文章を書くだけの作業などは、AIに置き換わってしまう能性はあると説かれています。

例えば、企業が新商品を発売するときのプレスリリースなどは、ある程度形式が決まっていますから、これはAIに任せちゃおう…となるわけですね。

AIの台頭によって、あまり中身のないスカスカ文章や、コンテンツが大量生産されることが予想されます。

なので、こういったものにはあまり価値が置かれない世の中になっていくでしょう。

文章作成やデザインの完成形をAIに100%作ってもらうというより、その前の工程のアイディアを出したり、データを集めたり、ひな形を作ったり…

そういう前段階30%の作業を、どんどんAIに頼ってアシストしてもらう。

そうやって時間と労力を削減し、人間だからこそ、自分だからこそ作れるコンテンツ作りに注力していかないといけません

Oliver
Chat GPTみたいなすごいAI技術が出てきて、このブログもお役御免になっちゃって、誰も読んでくれなくなっちゃうかも…と思っていましたが。

必ずしもそうではないみたい。

AIの進化は将来的に多くの業界や分野にも大きな影響を与え、我々人間の仕事や生活にも変革をもたらすことが予想されます。

なので、AIとの付き合い方は我々一人一人がしっかりと考えていく必要がある。

そして、「人間らしさ」「人間にしかできないこと」を、より追求してかなければならない状況になっていると感じています。

おりばー
このブログも、ある意味「人間臭い」テイストが出ているので、完全にAIに取って代わられることもないのかなと思っています。

これからも、どんどん「人間らしさ」や「素直な気持ち」を伝えていこうかと

まとめ

「先読み!IT×ビジネス講座 Chat GPT」を読み、感じたこと

⇒IT業界に革命をもたらす可能性のあるChat GPTの概要を知るのに、とても適した本

【ポイント】

①Chat GPTは、言葉の意味を理解して、答えを返信しているわけではない

⇒データ学習させてトレーニングし、それらしいパターンの文章を出力して返している。誤った回答をしてしまう可能性があることに注意

②Chat GPTの使い方 押さえておきたいテクニック

-前提となる「条件や文脈」を具体的に与える

-追加で質問して深堀していく

-役割を与える

③AIの進化と我々人間が上手く付き合っていくために

-AIを使う側の人間にも、モラルや姿勢が問われる

-AIと人間は共存できる

⇒我々は、人間にしか作れないコンテンツ作りに注力すべし

今話題のChat GPT… 間違いなくこれまでのAIの在り方を変える、革命的な技術であることに違いありません。

「すごい技術だ! これでなんでもできるぞ!」…というばかりでなく、その詳しい仕組みや成り立ち、性能を引き出すために大切になるテクニックが紹介されていて、非常にタメになりました。

そして、AIと共存していくために、これから我々人間がどうあらなければならないのか?

そんなことを考えさせてくれる本でした。

これから、Chat GPTのことを知りたいと思っている方に、是非お勧めです。

「先読み!IT×ビジネス講座 Chat GPT」
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oliver819908-22

それでは、本日はここまで

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