根は良い人… 裏を返せば基本は悪い人ってことでしょ?
みなさん こんにちは おりばーです。
よく、『根は良い人なんだけどね~』とか、『悪い人じゃないんだけどね~』とかいう評価をされてる人っていますよね?
僕の所感なんですけど、そう言われちゃう人で『ホントは良い人』なんて、まず出会ったことが無いですね。
今日は、そんな『根は良い人』についてあれこれ書いてやろうと思います。
『根は良い人』と周りに言われる人は、基本は悪い人
僕が『根は良い人』と言われる人で、ホントは良い人なんていなんじゃないかと思った、とあるエピソードを紹介いたします。
僕が働いている会社にはプロト品をつくってくれる部署があるのですが、ある時そこにプロト品の作製依頼をしに行きました。
依頼書をもってその部署に話をしに行ったのですが、窓口になる人がいるから、その人にまず話をするように言われました。
仮にこの人をMさんと呼ぶことにします。
と、僕はこのMさんに打診をしたのですが…めんどくさそうな感じで、ものすごい迷惑そうな顔をされてしまいました。
『まぁ、話だけは聞くよ』 と言ってくれたので、
…と、僕は丁寧に、失礼のないように説明したつもりなのですが、このMさんは怪訝な顔をしたまま色々と依頼に対して難癖をつけてきました。
こちらとしては、作る必要があるからこそわざわざ依頼書を作って持ってきてるんですが…
くだらないことにいちいち突っかかってきて、話を真剣に聞いてくれてるとは思えないような態度でした。
でも、こちらとしてはお願いをして作ってもらう立場なので、何とか機嫌を損ねないように根気よくお願いをしたのですが、
…と、言われてしまいました。
と、正直思いましたね。
ですが、メールで説明しないと話が進まなそうだったので、背景ややってほしいことをメールにまとめて投げることにしました。
ところが待てど暮らせど、一向にMさんから返事がありません。
埒が明かないので、先日のプロト品の件、検討結果はどうなったんでしょうか?と電話で確認をすることにしました。
そうしたら、
…とまるで悪びれもせず言ってきたのです。
…と半分キレ気味に電話で伝えました。
その様子を聞いていた同僚の方が、どうかしたのかと聞いてきてくれたので、今までのMさんとのやり取りを説明し、少し文句を垂れてやりました。
こちらがお願いしているのに話を聞こうともしないし、お願いしたことを忘れていたのに悪びれもしないし
この同僚の方は、Mさんと顔なじみだったみたいで、Mさんは確かにそういうところがあるけど、根は良い奴なんだとフォローを入れてきました。
このKさんを僕は全然深くは知らないですし、心の奥底は良い人なのかもしれませんが、僕は『根は良い人』という意見には首を傾げてしまいますね。
そもそも、ホントに根が良い人なら、他者に対しこんな態度を取りませんよ。
あんた、プロト品を作る部署の窓口ですよね?
他部署から試作の依頼があったら、できるできないはあるかもしれませんが、まずは話をちゃんと聞くのが仕事ですよね?
もし本当に忙しくて話を聞く余裕がないのなら、『すまないけど、今は手が離せないから後にしてくれる? 〇〇時からなら大丈夫だよ』と促せば良いだけの話です。
それに依頼書をもって説明にわざわざ来てるんですから、無条件で『やらなくていいんじゃないか?』とか言わないでしょ?
僕が逆の立場なら『色々背景や事情があるから依頼に来てるんだろうな』と想像できるので、そんなことは口が裂けても言わないと思います。
こんな思いやりのかけらも感じられない人が、『根が良い人』なわけがないのですよ。基本、悪人なのです。
この事件があってから、僕はこのMさんを
『道端で苦しそうにしてても、平然とスルーできそうな人100人』
の中に見事にランクインさせました。
『根は良い人』って、要するに訳あり物件みたいなもの
こういう人はデフォルトではほとんど悪人で、普段問題行動をしている人なんです。
例えば
・要らん事言って、誤解を与える
・高圧的な態度で感じが悪い
・自分勝手
もちろん、良いところもあるのかもしれませんが、それを補って余りの悪さの方が目立ってしまい、良いところを見ようという気すら起きません。
このように、『根は良い人』『悪い人じゃない』とフォローされる人って、いうなれば不動産でいう『訳あり物件』みたいなものだと僕は思ってます。
『〇〇は良いけど、××がちょっとねー そこが気にならない人ならばお得です!』
…のように、すごい悪いところはあるんだけど、そこに目をつむってもらえれば何とか売りがある物件みたいな。
でも、そういう物件ってそうそう売れませんよね? ごく限られた人にしか受け入れられないんです。
良いところがたくさんあるけど、ここだけが難点…のようににメリット(良いところ)がたくさんあれば、『あばたに笑窪』で欠点は気にならなくなりますが、逆にデメリットがあまりにもデカかったり多かったりすると、悪さの方が目立ってしまい良いところも色褪せてしまうんですよ。
『根は良い人』『悪い人じゃない』…とフォローされてると、なんだかこの訳あり物件を勧められている気がしてしまうのは僕だけでしょうか?
そもそも、『根は良い人』なんてフォローしてるけど、嫌いになりかけてるでしょ?
そして、この問題児たちに対して『根は良い人』とかフォローしている人に言いたいのですが…
その人のこと、別に好きじゃないでしょ? いや むしろ嫌いになりかけてるでしょ?
でもイイ歳した大人が、『あいつ、マジむかつくよ うぜー!!』とか大声でわめき散らしてると、『そんな言葉を口に出すなよな 良い大人なんだから…』と、思われてしまうと思います。
なので、『あいつ、いいところもあるのかもしれないけど、基本あんまり好きじゃないんだよな~』
…というのをオブラートに包んで、口当たりのいいテイストに仕上げたのが、『根は良い人』『悪い人じゃない』という表現なんだと思います。
でも、必死にその人の良いところに目を向けようとしているけど、根本的に自分にとって好ましい人間ではないのだから、無理に良いところなんて見ようとしなくてもいいんじゃないかと僕は思います。
『根は良い人』『悪い人じゃない』なんてフォローは別にしなくても良くて、無理に好きになろうとせず、お互いぶつからないようにだけしておいた方が双方が幸せになれるんじゃないのかな。
仕事上、付き合わなきゃいけないときとかもあるので、なかなか難しいかもしれませんが、そういうスタンスを覚えておくだけでも随分違ってくるんじゃないかと思います。
まとめ
・『根は良い人』 『悪い人じゃない』と周りにフォローされてる人は、基本的には悪い人
・良いところもあるかもしれないけど、それではカバーしきれないくらいの問題点がある、いわば『訳あり物件』みたいなもの
・『根は良い人』とフォローしている人も、その人のことを実は嫌いになりかけている
・無理に『根は良い人』なんてフォローする必要なし 無理に好きになろうとせず、お互いぶつからないようにだけしておこう!
以上、『根は良い人』と言われる人について書き綴ってみました。
そういう評価をされる人は、良いところもあるのかもしれないけど、基本は悪い人なのでもう付き合う必要なし!と思っております。
おりばーは、付き合う人間は極力選びたいと思っているので。
それでは、本日はここまで
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