友達が多いと人生が豊かになるなんて、とんだ勘違いだ by タモリさん
みなさん こんにちは おりばーです。
失礼ですが、みなさんは「友達」はいますか? なんでも話し合えて、楽しい友達がいれば、人生幸せですよね。
では、「友達」は多い方がいいのでしょうか?
今日はいつもの仕事に対する文句ではなくて、たまには趣向を変えて「友達」について書き綴っていこうと思います。
友達…ホント少ない
そういう私おりばーは、友達は多いかというと… 自信を持って言えます!
全然いません!
もう一回言いますよ?
全然いません!
学生の時からお付き合いしている飲み友達と、家族ぐるみでお付き合いしているご家族… 前の会社の同僚と、地元の友人…
…ホント、数えると片手で済んじゃうレベルです。
しかも、たまにしか連絡取らないし、実際に会ったりするのも数年に一回くらいのペースです。
それほど、僕は友好関係が狭く、大部分の時間を家族と一緒か、一人でのんびりするかのどちらかをして過ごしています。
とある男に、そういわれたこともあります。
でも、僕は強がりでも何でもなく、友達は少なくていいや…と、心の底から思っているんです。
友達多いと、色々と問題もある
僕が友達は少なくていいと思う理由をいくつか挙げていきます
問題① 付き合いで自分の時間が無くなる
まず、友達が多いと何が嫌かって、自分の時間が無くなるからなんですよ
友達が多いと、仕事が終わった後や休みの日に、ひっきりなしにいろんなものに誘われることになると思います
友達が多い人は、基本人付き合いが良い人だと思うので、各お誘いに顔を出さなきゃいけなくなります。
そうすると、とても一人の時間は確保できません。
結構大事だと思うんですよ 一人の時間って。
自分を見つめなおしたり、心身を整えたり、自分自身を磨いたり…
僕は、読書をしたり、映画を観たり、アニメを見たり… 基本一人でできることを楽しむ性質があるため、そんな風に他人と過ごす時間ばかりになると、あっという間に精神的に疲れてしまうのです。
そして、予定が合わなかったり、乗り気がどうしてもしなくて、誘いを断る場合だってあると思うのですが、「あいつ、付き合い悪いよな」「俺たちとは遊びたくないんだ」
…というよくわからないセリフを吐いて、誘いを断ると恨みを持つタイプの輩もいます。
僕は自分が気が乗らないものは結構断るし、予定が合わないんだったら自分の予定を優先するようにするので、そういう恨みを持たれても別に気にしないようにしていますが…
やはり断り続けるとさすがに悪いなと思いますし、恨まれるといい気持ちはしないですよね。
友達が多い=その分だけ時間を取られてしまうことは避けては通れませんし、断るのにもそれなりに気を遣うので結構大変なのです。
問題② 金銭的に苦しくなる
次に、金銭的な問題です。
友達と会ったり遊んだりするために、当然お金を使いますよね。
交通費や、イベントをやるための費用、食事代や飲み代など…
友達が多くていろんなコミュニティに属していると、これらの費用が倍々式に増えていきます。
週末、友達と遊ぶのに約5千円かかるとして…
それを毎週やってたら2万円以上月にかかることになります。結構な出費です。
そして、20代半ばから30代前半になると、結婚ラッシュに突入しますが、友達が多いと毎週だれかの結婚式に呼ばれ出席しなくてはいけなくなります。
僕の会社の同僚で人付き合いが多い方がいたのですが、「毎週のように結婚式に呼ばれ、月15万円以上飛んで行った それが3か月くらい続いた…」なんていうことを言っていました。
お祝儀でお金が無くなってしまう、「お祝儀破産」という言葉がありますが、その可能性もあながち無いとは言い切れませんね。
「友達付き合いでお金のことをいうなんて、なんてセコイ奴」と言われそうですが、現実問題お金は減っていくわけで、無尽蔵に使えるわけじゃないですからね。
友達との関係に使えるお金にも限りがあるので、それを優先しようと思ったら、必然的に他のことを切り詰めなくてはいけなくなります。
ちなみに僕は友達がほとんどいないので、4年に1~2回くらいのペースでしか結婚式にお呼ばれしません。…が、ホントに数少ない友人の結婚式なので心からお祝いします
問題③ トラブル事が増える
友達は、困ったときに助け合えるという側面もありますが、同時にトラブルも引き寄せる可能性があります。
意見の食い違いで言い争いになるくらいならまだ良いですが、「お金貸してくれ」とか「ノルマ達成に協力して(=つまり何か買ってというお願い)」とか「宗教入って」とか「〇〇党の△△に投票して」とか…
微妙に仲良くしていた友人などから、こんなことを持ちかけられる可能性もあります。
僕の体験談をお話します。
ある日、学生時代に少し話したことがある程度の友人から、いきなり電話がかかってきました。
卒業してから一度も会っていないし、連絡も取っていなかったのですが、どうやら友達づたいで僕の連絡先と近況を聞きつけ、電話をしてきたみたいです。
最初、他愛もない話をしていたのですが、だんだんと自分が仕事で扱っている商品の話をしはじめ、「買ってくれないか 友達のよしみだろ?」と持ち掛けてきたのです。
よくわからないものは買いたくないので、やんわり断ると…
「友達だと思ってたのに… なんて薄情な奴だ」とか「偽善者野郎」と嫌味を言われてしまったんですね。
本当に困ってて、昔の友達に頼んでみるしかないと思ってダメ元でお願いしてきた…という事情は汲みますが、こちらにも協力できることとできないことがあります。
自分の能力や財力を超えるお願いだったり、なんか怪しいなと思うことには協力できないですよね。(マルチ商法まがいのものに巻き込まれたり、借金の肩代わりをさせられるなどという、ホントにシャレにならない場合もあるので)
ホントに向こうが僕のことを友達だと思っているのなら、僕が協力できず断ったとしても「おりばーにも都合があるし、しょうがないよね」という気持ちになるはずです。
断わるといきなり態度が豹変して罵るとか、もはや向こうはこちらの立場や事情や気持ちを全く無視して、自分の都合ばかり考えているのです。
つまり、「友達」という言葉を都合よく使い、自分の目的のために僕を利用しようとしているだけ。
それ以降、もうこやつとは縁を切りましたが… やはり、良い気持ちはしなかったですね。
交友関係が広いと、こういうトラブルも増え、厄介事に巻き込まれたり、イヤな思いをする可能性も高くなると思うのです。
無理して付きあっているんだとしたら、そんな友達いなくたっていいじゃないか
…と、『友達が増えると色々と問題点がある』と書いたのですが、これはあくまで一人が好きな僕が考えていることです。
問題が発生することはあるけれど、それでも友達は大切だと思います。
また、「俺は友達と遊ぶのが何より楽しい」とか「僕は大勢とワイワイするのが好きなんだ」という考えの人もいるので、友達が多くて楽しく過ごせているならそれはそれで良いことだと思います。
ただ、世の中にはホントは楽しくないと思っているのに、よくわからない理由で無理に友達付き合いを続けている人がいます。
もうね 僕にはまったく意味が分かりません。
無理しないと継続できない友達関係なんて、まるで意味がないじゃないですか
断ると付き合いが悪い奴だと思われるからとか、前からの関係だからとか、友達がいないヤツと思われるからとか…
自分本位で考えて楽しいからではなく、他人から見てどう思われるかで友達の付き合い方を決めて無理しているなんて、なんか滑稽ですよね。
かのタモリさんも、何かの番組でこんなことを言っていました。
・友達はいらない。諸悪の根源である
・友達の数が多いと人生が豊かになるなんてとんでもない勘違いだ
ホントにおっしゃる通りだと思います。
友達が多いこと=必ずしも実りのある幸せな人生だとは、僕も到底思えません
自分自身がホントに楽しくて、無理なく自然体に付き合える友達がたくさんいるなら良いですが、無理に付き合わなきゃいけない微妙な友達が100人いたところで、全然幸せにはなれないと思います。
そんな友達なら、別にいなくたっていいじゃないですか。
友達がいなくても楽しめることはあるし、その時間で自分を磨いたり、自分と向き合ったりできて十分実りのある生活を送ることができます。
そして、友達が少ない=人間的にダメな奴なんてことには絶対になりません。
むしろ、僕の友人に「友達が少ない」という人がいますが、ホントに尊敬出来て面白い人なんです。 彼は、全然ダメな奴なんかじゃないです。
友達の多さ=その人自身の価値とは決してならないと思います。
まとめ
・友達… 確かに大切な存在だが、多ければ良いってもんじゃない
・友達が増えると、自分の時間やお金も減るし、トラブルも増える可能性もある
・他人から見てどう思われるかで、友達の付き合い方を決めて無理するのは愚の骨頂 無理しないと付き合いが継続できない友達は要らない
・友達が少なくても、実りのある人生を送ることはできる そして、人間的にダメな奴ということにはならない
今日は、珍しく仕事に関係しないことを書いてみました。
自慢じゃないですが、僕は友達がほとんどいないです。
ですが、たった数人ですがお友達として関係を継続できている人がいます。
自分が無理なく楽しく付き合える、大好きな友人が少しでもいれば、僕は人生十分幸せだと思います。
友達の数なんか気にせず、自分の無理のない範囲で楽しい友達付き合いをしていきましょう。
それでは、本日はここまで
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