外からの厄災を祓うだけじゃなく、心の中の鬼を置い出す日
みなさん こんにちは おりばーです。
もうすぐ、節分ですね。
サンタクロースの次は「鬼」にならないといけないので、日本のお父さんは大忙しですね。
先日、嫁が子育て支援センターで節分に関する興味深い話を聞いてきたので、今日はその内容を紹介したいと思います
節分の意味は、「外からの厄災を祓う」だけではない
まず、節分ってなんでやるんでしょうか?
「鬼は~外! 福は~内!」と言いながら豆をまいて、外からの厄災を祓い、幸運を招き入れることを願ってやっているというのが一般的ですよね。
でも、先日嫁が近所の子育て支援センターで、心理カウンセラーの方に聞いたらしいのですが、節分には上記の「外からの厄災を祓い、幸運を招き入れる」ことの他に、「自分の心の中の鬼を追い出す」という意味合いもあるんだとか。
「心の中の鬼」というとかなり物騒ですね。
まるで自分の心の中に住み着いている、悪魔みたいなものに聞こえますが。
この心理カウンセラーさんがいう「心の中の鬼」とは、自分の中の「ダメだなぁ」と思っている部分の事を指すようです。
心の中の鬼の一例
・怒りっぽい
・すぐに先延ばししてしまう
・嫉妬深い
・素直になれない
・めんどくさがり
・他人に感謝できない etc…
言い換えれば、「人間だれしも持っているであろう欠点」といったところでしょうか?
とにかく、こういった自分の中に内在している、「ダメだなぁ」と自分で思っていることが、いつしか「鬼」として心の中に住み着いてしまうのです。
自分の中の「ダメな部分」を鬼として具現化し、突き放してみる。
誰しも、自分でも「ダメだなぁ」と思う部分の一つや二つくらいはあるでしょう。
でも、それって他人から見たら、全然大したことではなかったり、過剰に気にするほどでもなかったりするんですよね。
もちろん、自分のいけないところは反省し、改める必要がありますが…
その心の中の「鬼」に囚われすぎてしまうと、何もできなくなってしまうし、よもすれば過剰な自己嫌悪になってしまい、前向きにも生きていけなくなってしまうのです。
それに囚われすぎて、「自分はダメなところだらけで救いがない!」なんて思いこみ、それに囚われすぎて元気を無くしてしまい、前を向いて歩けなくなってしまった
…というのは非常に勿体ないし、馬鹿げたことなのです。
なので、そういう自分のダメなところを鬼に見立て具現化し、突き放してみることが大切になってきます。
そのように具現化した鬼(ダメなところ)に対し、豆をぶちかましてやれば、自分の心の中にあるダメなところとも折り合いがついて、スッキリして元気に前を向いて生きていけるでしょう。
節分には、外からの厄災を祓うと同時に、こんな意味合いと効果もあるんだそうですよ。
節分の時期は、気の流れが停滞する時期 積極的に「邪」を祓いましょう
それから、節分の時期というのは昔から気の流れが停滞し、あらゆる「邪」が身体に取り込まれてしまう「危ない時期」と考えられているそうです。
「邪」が身体に流れ込んでくると、身体の調子が悪くなったり、メンタルに不調をきたしてしまうと考えられていたみたいです。
なので、自分の気の流れを整え、外や内側からの「邪」に対抗できるようコンディションにしておく必要があるのです。
なので、節分は単なる豆まきイベントだなんて思わず、自分の気の流れをしっかりと整え、外や内からの「邪」に対抗できるようにしておく高尚な儀式なのです。
さぁ めんどくさいだなんて思わず、自分の気の流れを正常に戻すために、心を込めて豆まきしましょう!
まいてまいて、まきまくるぞ!
まとめ
・節分には「外からの厄災を祓い、幸運を招き入れる」ことの他に、「自分の心の中の鬼を追い出す」という意味合いもある。
・「心の中の鬼」とは、自分自身で「ダメだなぁ」と思ってしまっていること
いつしか心の中に住み着いてしまい、囚われすぎて元気に生きられなくなることも
・そういう「自分のダメ」なところを鬼に見立て、豆をぶちかましてやれば、自分の心の中にあるダメなところとも折り合いがついて、スッキリして元気に前を向いて生きていける
・節分の時期は気の流れが停滞し、あらゆる「邪」が身体に取り込まれてしまう「危ない時期」
豆をまいて自分の気の流れをしっかりと整え、外や内からの「邪」に対抗できるようにしておこう
今日は、「気の流れ」とか「心の中の鬼」とか、少しスピリチュアルな変わった内容の記事でした。
でも、この「気の流れ」や「心の中の在り方」みたいなものって、決して無視できないし、こういった考えを持っておくことも大切だと思います。
なので、節分にはしっかり豆をまいて、心と気を整えておきましょう。
でも、子供の豆まきの相手として、鬼になるのも疲れるし、豆が痛いんですよね・・・
それでは、本日はここまで
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