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選挙での投票権=行かなくても良い自由

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選挙… 行かないという自由もある

みなさん こんにちは おりばーです

本日、7/21は参議院議員選挙の投票日ですね。

みなさんは、投票に行かれましたか? ちなみに僕は行きました。

この選挙の時期になると、決まってモヤモヤすることがあるので、本日はその件で意見を述べていきたいと思います。

目次

この時期に決まって現れる、「選挙にいけ」と脅迫してくる人たち

一体何がモヤモヤしているかというと、こういう選挙の時期に決まって現れる「選挙に行け」と脅してくる人たちに対してです。

たとえば、僕が働いている会社でこんな光景をたまに見かけます。

会社の人A
おい、次の日曜日選挙の日だな

会社の人B
はぁ そうなんですか…

会社の人A
そうなんですかって… お前、選挙行かないつもりなのか? いいのかよ そんなんで

自分たちの納めている税金が、変なに使われ方をされてもいいのか?

絶対行けよ いい大人なんだから

また、選挙が近くなるとテレビで選挙の特集が組まれたりしますが、「選挙にちゃんといっている人」が「選挙に行かない人」や「よくわかっていない人」をなじって、ドヤ顔で説明している場面をよく見かけます。

こういう場面を目撃するたびに思うのですが…

選挙って、投票権をもった人たちが自分たちの代表を選ぶために投票するだけのはずで、別に義務ではないはずなんだけど…ということです。

つまり、行かない・誰にも投票しないという選択肢の自由だってあるはずなんじゃないかと思うのです。

選挙に行っている人の中で、「自分で考えて投票している人」って果たしてどれくらいいるのか?

選挙に行って投票している人が、選挙にいかない人たちを非難する言い分としては、下記のようなものを良く聞きます。

「選挙に行かない人」に対する、非難例

・自分たちの代表は自分たちで決めるべきだろ

・自分たちの税金の使い道を、どこぞの誰かに決められていいのか?

・選挙に行きもしないのに、政治に対して文句をいう資格はない

・せっかく選挙権があるんだから

・いい大人なんだから

こういうことをいって、選挙に行かない人をメタクソに非難している方々に聞きたいのですが…

こういう人たちは、「ホントに自分の頭で考えて、投票にいっているのか?」ということです。

・投票した人はどんな人か?ちゃんと知ってる?

・投票した人がどういう政策をやろうとしているのか?ちゃんと理解してそれに賛同したから投票しているんだよね?

・文句を言ってるだけじゃなく、投票した議員に実際直接意見を言ったりしているのか?

・自分が選んだ人が、当選した後どういう活動をして、その結果どうなったのか? ちゃんと把握している?

おそらく、結構な数の人はこんなことまでやっているわけではなく、盲目的に「選挙にはいかなくては」「権利があるんだから行くべきだ」と信じ込み、よく知りもしないで適当な人に投票している可能性も高いんじゃないかと思うのです。

そして、政治に対し文句をブリブリ垂れるだけだったり、投票しただけで気が済んで「それでおしまい」になってしまっている人も結構多いんじゃないかと。

ある番組でやってた東京都民の投票率を集計したデータをみたことがあるのですが、東京都民の投票率自体は、約6割と比較的高めの様です。

でも、ひょっとしたら投票に行っている人の中には、実は盲目的に適当に選んでいるだけだったり、人が行けというから行ってるという人も絶対に一定数いるんじゃないかと。

そういう人たちは、「選挙に行っていない人」を、とやかく非難する資格はないと思います。 

おりばー
そんなの、政治に無関心な人となんら変わらないのでは?

そして投票に行かない人の言い分の中には、結構的を射ている意見もあり、僕も気持ちがわからなくもないものもあります。

僕の知り合いにも、選挙にあえて行かない人が何人かいらっしゃるのですが、みなさんこんな考えを持っている様です。

選挙に行かない人の言い分

・自分の貴重な時間を使って投票しても、さして意味がない

⇒自分の一票で何か変わるのか?

・誰に投票しても結局変わらないと思うから

⇒誰か選んで、劇的に何か変わったことがない

・候補者全員が「どんな人で、何をしようとしているのか?」よくわからないから、誰にも投票しない ⇒自分が納得できないから、適当には選ばない

こういう人たちは選挙に行って投票しても、大して自分に影響がなかったり、わざわざ行く意味やメリットを感じられないから、自分の時間や労力を使ってまで行きたくないなぁ…と思っているんだと思います。

確かに、政治に無関心すぎるのはそれはそれで問題なんでしょうが…。

自分の頭で考えて、合理的に「いかない」と決断している人もいらっしゃるということです。

自分で何にも考えず、適当な人に投票しに行く人と、自分の頭で考えてあえて投票に行かない人… 

果たしてどちらが正しくてあるべき姿なのか?

選挙のたびに考えたりします。

少なくとも「自分なりに考えていかない」と言っている人を、決して非難はできないと思います。

政治や選挙が複雑で、身近なものに感じづらくなっているのが一番の問題

この問題の根っこのところを考えていくと、「政治や選挙が複雑で、身近なものに感じづらくなっている」の一言に尽きるのかなぁと思います。

正直、僕も投票に行ったもののあまり詳しいところはわかっていないし、投票した人に対しても、実はよく知らないというのが本音です。(さらっとどんな人かは調べたりしますが… 深いところまでは調べていないですね)

そして、小中学校の社会の授業で習った「政治」のことなんて、とっくの昔に忘れてしまいました。

政治のことでドヤ顔する人
政治のこと、中学の社会でさんざんやったでしょ? 

そんなことも知らないなんて、ちょっと問題だぞ もっと関心をもてよ!

…なんて言わたことがあるのですが、

おりばー
そんなの、とっくの昔に忘れたし!

むしろ、忘れてても20年以上特に生活に支障はなかったけどなぁ…

それよか、いつも使ってた洗濯洗剤が、近くの薬局で取り扱わなくなっちゃったことの方がよほど大問題!

と思ってしまいます。

いくら「政治や選挙にもっと関心を持てよ!」…と言われても、別に自分の生活に直接的な影響が出なければ、そんなに優先を上げて関心を高めないし、みんなそこまでヒマじゃないので、ものすごい労力をかけてまで知ろうともしないんじゃないでしょうか。

やはりどうしても複雑でわかりにくいところがあるので、国や地方自治体の方も、明確で簡潔な情報を国民に発信してほしいなと思います。

・今、政治はどういう動きをしているのか?

・選挙の立候補者はどんな人で、どんな政策をやろうとしてるの?

・自分たちの生活にどんな影響があるのか?

ここがいつも難しくて不明確だから、「どうせ何も変わらない」「別に誰でもいいや」「自分には関係ない」って他人ごとに思えてきちゃったり…

反対に、よくわかっていない状態で選挙で適当な人に投票してしまったりする事態になってしまうのかなぁ…と思えてなりませんね。

もちろん、自分たちも関心を持って、もっと政治のことを知ろうとする姿勢は大事だと思うのですが…

政治に関心を持ってもらいたいなら、もっと情報をわかりやすく開示して、国民が政治に参加する敷居を低くしたほうがよいのではないかと考えます。

おりばー
国と民…

お互いが歩み寄って、政治を良くしていかなきゃね

まとめ

・選挙が近くなると、必ず「選挙に行け」と脅してくる人たち

⇒そもそも、選挙に行く/行かないは義務ではないし、この中には「自分の頭で考えて、投票しているわけではない人」も一定数いると思われる。

そういう人は「選挙に行かない」人たちを、非難する資格はない

この問題の根っこのところを考えていくと、「政治や選挙が複雑で、身近なものに感じづらくなっている」から

今日は、選挙日ということでこんな記事を書いてみました。

みんな選挙には行った方がいいとは思うのですが、なーんも考えず適当な人に投票するのも、いかがなものなのかと思うし、投票に行かない自由もあるよなぁ…と、いつもモヤモヤしてしまうんですよね。

もっと、政治や選挙が身近になって、国民が主体的に関心が持てればいいんですけどね。

それでは、本日はここまで!

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