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その会社だけが、人生のすべてじゃない

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会社なんて、人生の一部に過ぎない

みなさん こんにちは おりばーです。

先日、僕が尊敬している「ひつじ先輩」のTwitter投稿で、下記のようなものがありました。

この投稿を見て、激しく同意するとともに、僕が以前経験したモヤモヤを思い出してしまったので、自浄のために記事に書くことにしました。

目次

「そんな〇〇マン人生でいいのか?」

もう10数年以上になりますが、僕は前に働いていた会社で、ある先輩の下について仕事をしていました。

自分が測定したデータがまとまったので、先輩に報告していた時のことです。

Oliver
こちらの測定結果は、こうなっています。なので、こう考えられると思います
先輩
ふーん、それで?
Oliver
えっと… なので、次はこうした方が良いと思います
先輩
思います… だから、なんだよ?
Oliver
えっ すみません 僕の方からの報告は以上なのですが…
先輩
はぁ? それだけかよ! 全然なんも考えてないじゃん

全然考察が足んねーよ おまえ、それでいいのかよ そんな〇〇マン人生でいいのかよ!? そんなんじゃ〇〇マン務まんねーぞ

※〇〇には、僕がその時働いていた会社名が入る

確かに、今思えば僕も考察が足りなかったのかもしれません。 まだまだ経験や知識が足りない自覚はありましたし…

でも、後輩の考察が至らないのは当たり前。 そこが足りないのであれば、もう少し考えてもらうように促したり、自分で考えられるようフォローしたりすればいいだけのことであり、先に生きる者の役目だと僕は思っています。                                結局この先輩、「全然足りない」と突き放すだけで、具体的に指標を示してくれたわけでもなかったですし、ただダメ出しだけをして、自分が気持ちよくなっていただけなんですよね。

そして、この当時僕が強く感じたことがもう一つ

「先輩、なんてアツイんだ! 指導してくれてあザーっす!」…という感謝の気持ちでは決してなく、「何言ってんの?この人?」という疑問と、ある種の気持ち悪さでした。

Oliver
は? 〇〇マンって… 一体何? 新しい特撮ヒーロー番組? 一体いつから僕はその〇〇マンになったんだっけ? なんか、気味が悪いな~この人

それから、しばらくこの先輩について仕事をしていましたが、事あるごとに「〇〇マン」というフレーズを持ち出し、

先輩
〇〇マンとしてあるまじき行為!
先輩
〇〇マンという自覚を持て!
上司
〇〇マンとしてこれができなければ、人生終わりだぞ?

…などということをほざいていました。

まるで「〇〇マンという生き方・行動規範のようなものが、絶対である」といわんばかりに。

Oliver
この人、〇〇マンにあらずんば、人にあらず…とか思ってるのかな… まるで「リアル平家物語」だ

完全に洗脳されているな 会社に

この会社が人生のすべてで、そこから逸脱したら人生終わりだと思ってる?

あれから長い月日がたち、僕も色々な経験をしてきました。

その上であの出来事を再び振り返ってみると、やっぱり腑に落ちないんですよね。

それは、この先輩が「その会社が人生のすべてであり、そこから逸脱したら人生終わりだと思っていて、さらにその生き方を他人にまで強要していた」点です。

確かに、その会社に所属し、対価としてお給料をもらって生活するわけですから、会社というのは大きな存在で、人生に与える影響は小さくはないと思います。

そこに所属するからには最低限のルール(法律や社内規定など)は守らないとはいけないと思います。

が…しかし!

だからといってその会社での生き方がすべてではないし、そこから逸脱したからと言って、その人の人生が終わるわけがないんですよ。

色々な職場で働いた経験を経たからこそ言えることですが、世の中色々な会社や職場、仕事があります。

そこで働く人のカラーや価値観、決まりや大切にしていることもそれぞれホントに違うんです。

ある特定の会社や職場で、価値観やキャラクターや特性が合わず、その会社の規範のようなものにそぐわないからといって、すぐにダメな奴認定をして「その人の人生は終わり」と端的な考えに結びつけるのって、どうなのかなと思います。

僕が働いていたその会社、地域でちょっと名の知れてるくらいの企業でしたが… そんなに威張り散らすほど崇高なすごい会社だったんでしょうか?

それなのにそこに属している人を「〇〇マン」と勝手に名付けて、悦に入ってるって… あの先輩、もう頭おかしいし滑稽としか思えないです。

何を信じ、何に重きを置き、どんな生き方をするかは人それぞれ。 自分が信じるようにしたらいい。

ですが、それを他人にまで強要し、そこから逸脱した人は「ダメな奴で人生おしまい」なんて考え、単なる暴挙であり侵略行為としか思えません。

その会社だけが、人生のすべてじゃないよ 絶対に

これは、この春就職して、どこかの会社に新入社員として配属される新社会人の若者のみなさんに、特に強く伝えたいのですが…

皆さんも、かつての僕のように、配属先の上司や先輩から「その会社員の生き方」みたいなことを強要されることがあるかもしれません。

他の職場を知らない分、「その考えが絶対」と無条件で思い込んでしまい、それにそぐわない自分を「ダメな奴」と責めてしまうかもしれません。

ですが、世の中色々な会社や職場、仕事があり、価値観や決まりもそれぞれホントに違うんですよ。

そこでうまくいかないからと言って、ダメな奴なんてことにはならないし、ましてや即人生が終わりなんてことあり得ない。

その会社だけが人生のすべてじゃないですよ 絶対に 

その会社の生き方にたまたま合わなかっただけであり、あなたは、この世に存在するだけで尊いし、価値があるし、代わりなんかどこにもいないんですよ。

これだけで歩んでいく人生だって、素晴らしいものに決まっています。

是非、会社の変な刷り込みに負けず、自分を生き方や考えを大切にして生きてほしいと思います。

まとめ

・「〇〇マン」という生き方を先輩に強要され、それから逸脱したら人生終わりと刷り込まれそうになった

・世の中色々な会社や職場、仕事があり、価値観や決まりもそれぞれホントに違う。

・その会社での生き方がすべてではない。そこから逸脱したからと言って、その人の人生が終わるわけがない

「ひつじ先輩」のツイートを見て、記憶の奥底に眠っていたモヤモヤが湧いてきたのですが… 記事に書いてスッキリしました。 ブログってホント自浄作用があるな~

余談ですが…

風のうわさで聞いたのですが、この記事に登場した先輩、やはり暑苦しく後輩に説教したことが災いして、皆からウザがられていたようです。

結局、周りとうまく関係が築くことが出来ず、辞めてしまったんだとか。

Oliver
先輩… 結局〇〇マンじゃなくなったのか アンタの言う通りだとするなら、人生終わっちゃうじゃん ご愁傷様

それでは、本日はここまで

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