夢や目標がなくたって、生きていけるよ
こんにちは おりばーです。
最近、ブログのネタが一辺倒といいますか、ワンパターン化してきているな~と思い始めたので、新規の試みをしてみようかなと思いました。
「twitterで仲良くさせていただいている方から、ブログの記事のお題を頂いて書いてみる」…というスタンスで実施してみようかと。
今回のお題は、twitterで仲良くさせていただいている「ベジベジ太さん」から頂いた、「仕事で夢や目標を持たないといけないのか?」
…という内容を題材に記事を書きたいと思います。
「夢や目標」って絶対持たないといけないのか?
初めにお断りしておくと、僕は「夢や目標を持つこと」自体は大変すばらしいことだと思います。
そりゃー夢や目標があった方が、日々の励みにもなるし、その方が頑張れるというのも分からなくはありません。
ただ…世の中には「夢や目標が特にない人」だって、実は一定数いるんじゃないかと思うのです。
かくいう僕も、プライベートでは色々やりたいことや漠然とした夢はあるものの、今勤めている会社や仕事上では、夢や目標なんてものは1mgもございませんよ。
特にやりたい仕事というわけでもないし、生活のために仕方なくやっているというのが本音です。
ところが、会社勤めをしていると僕のような「目標や夢が特にない人」に対して、ものすごく白い目で見てくる輩がいるんですね。
僕のかつての上司もそういう人でした。
上司と仕事上の面談をしているときに、
と聞かれたことがあります。
僕は、上記したように、仕事に対して夢や目標なんてものがなかったので、
と、正直な気持ちを吐露しました。
ところが、その上司は僕に対し
夢や目標がないって…
お前、仕事に対して、そんなんで大丈夫なのか? しっかりしてくれよ! 夢や目標をもって仕事しないと!
…と言い、冷たい反応をされたことがあります。
夢や目標って、持っていないとそんなにヤバいことなんだろうか?)
僕は、この面談をしたときに、非常に悶々とした気持ちになった記憶があります。
夢や目標なんて、持とうとして持てるものではないし、持つことを強要しちゃいけない
そもそも夢や目標なんて、「個人個人の思考や心が根ざしたところから自然と湧き上がってくるもの」だと思うので、無理に持つような類のものではないと思うんですよね。
ましてや、他人から強要されて持つものでは無いし、そして持っていないからと言って後ろ指をさされて蔑まれる筋合いもありません。
世の中には実に色々なタイプの人がいます。
「夢や目標を持ち、それに向かって突き進んで努力し、達成することで喜びを感じる人」もいれば、「与えられた目の前の仕事を淡々とこなして、平凡な生活や小さな幸せを楽しんでいる人」だっています。
どっちが優れているとか劣っているとか、そういう次元の話ではないんですよね。
単なる特性の違いなんですから。
なので、仕事上で大それた夢や目標なんてないけど、「与えられた目の前の仕事を淡々とこなして、平凡な生活や小さな幸せを楽しんでいる人」だって十分称賛に値するはずです。
ところが、何故か世の中は「前者の方が優れていて、後者は残念な人」という価値観がはびこっていて、「夢や目標を持たない人」を蔑むような風潮があります。
こういう人たちの頭の中には、「夢や目標が特にない人=残念な人」という極めて極端な方程式があるんでしょう。
ですが「夢や目標を持たない人」を蔑んだり、持つように無理に強要したりするなんて立派なハラスメントだと思いますね。
Dream harassment …(ドリームハラスメント) ドリハラ
Object harassment …(オブジェクトハラスメント) オブハラ
といったところでしょうか
夢や目標を持つこと自体を、悪用されかねない
それから、仕事上で「夢や目標を持て!」とものすごい強要してくる人って、こちらを従順な会社のソルジャーに洗脳しようとしている場合もあるので、僕はかなり警戒をするようにしています。
仕事上で、理不尽なことや負担がかなり高いことを強いられたとしても、「仕事上の夢や目標を達成する」という大義名分の元、これがまかり通っちゃうんですよね。
…という言葉を目の前ぶら下げて、部下を限界まで走らせている人もいましたから。
まるで、目の前に人参をチラつかされているロバの様でした。
これが誰に言われたわけでもなく、自分自身で「心底達成したい!」と思った夢や目標ならまだいいんですが…
他人に情報操作されて「強制的に持たされた夢や目標」なんて、そこを逆手に取られて労働力を限界まで搾り取るための口実にされてしまう危険もあるんじゃないかと思うんですよね。
夢や目標を持つように強要されたら、少し警戒レベルを上げましょう
仕事上の夢や目標なんて、無くたって生きていける
繰り返しますが、夢や目標を持つこと自体は良いことですが、それは「個人個人の思考や心が根ざしたところから自然と湧き上がってくるもの」でないといけません。
持とうとして、自分の心に嘘をついて作り上げるなんてのは間違っていますし、他人に持無理やり持たされるなんて以ての外です。
仕事はそこそこに適当にこなして、帰宅後や休みの日に好きな食べ物を食べたり、楽しみにしていたTV番組の録画を見たり、親しい友人とおしゃべりしたり…
そういう小さい幸せを感じて普通に生きているのだって、十分素晴らしい人生だと思います。
僕が好きな某特撮番組の登場人物も、こんなことを言っていました。
『夢なんてなくたって生きていける
普通に生きるのがオレの夢さ』
by 仮面ライダーアギト 葦原 涼
仕事上の夢や目標なんて、無くたって別に生きていけるんです。
夢や目標が無いからといって卑屈になる必要はないし、恥じる必要はないんですよ。
「夢や目標はないのか?」と誰かに言われたら「普通に生きるのが自分の夢!」とでも言い返してやりましょう。
まとめ
・世の中には「仕事上で夢や目標が特にない人」は、実は一定数いるが、世間はそういう人を冷ややかに見る風潮がある
・夢や目標は「個人個人の思考や心が根ざしたところから自然と湧き上がってくるもの」だと思うので、無理に持つような類のものではない
・夢や目標を持っていないからと言って、蔑まれる筋合いもない。
・仕事上で「夢や目標を持て!」とものすごい強要してくる人って、こちらを従順な会社のソルジャーに洗脳しようとしている場合もある
・夢や目標なんて、無くたって別に生きていける
卑屈になることなく自分の人生を楽しもう
夢や目標…
もちろんあれば素晴らしいですが、無くたって別に大丈夫!
今回は、他の人からお題を頂いて記事を書いてみるという、初の試みでした。
なかなか難しかったですが、自分が普段思いつきもしないテーマなので、斬新で楽しかったです。
お題を頂いた方の紹介
最後に、今回お題を頂いたベジベジ太さんのご紹介をいたします。
「心の糞を出し切りたい」という面白いブログを書いていらっしゃる、僕の同志です。
■ブログ
「心の糞を出し切りたい」
それでは 本日はここまで!
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