みなさん こんにちは おりばーです。
みなさん、自分の体は今健康な状態と言えますか?
仕事のし過ぎで、その健康が脅かされているなんてことは無いでしょうか?
今日は、前に会社で行われた座談会にて起こった出来事の中で、健康について色々と考えさせられたので、それを書き綴っていきます。
副社長との座談会にて
ある日のこと、一定以上のグレードの人材を数人集め、数個のグループに分け、社長~役員(様は会社の経営陣)レベルの人と『座談会』を行う場がありました。
普段なかなかお話ができない会社の経営陣と、意見交換して会社のビジョンを共有化する…といった目的だったみたいです。
僕もこの座談会に呼ばれまして、参加したら副社長が担当でした。
簡単に参加者がそれぞれの自己紹介と担当している業務説明を副社長にしたのち、その副社長がこれまで積んできたキャリアなどを話してくれました。
元々、別の会社で働いていた人みたいで、40歳過ぎで僕が働いている会社に部長待遇で転職、そのまま海外勤務などを経て、副社長になった経緯があったようです。
…と、僕は普通に興味深々に聞いていました。
そうこうしているうちに、この座談会も終了時間間近になってきて、そろそろお開きムードになってきたのですが…
副社長が、最後にこんなことを言いました。
みなさん…自分の健康は自分で守ってください!
本日はありがとうございました。
参加者の多くは、『え… よくわかないな? 今なんて言ったんです?』…みたいな、ポカーンとした顔をしてましたね。
会社は、個人の健康なんて守ってくれない
座談会が終わり、参加者が散り散りになって各々の職場に戻っていきました。
僕の前に、座談会の参加者の一人が、同じ座談会に参加していた人と横一列になって歩いていました。
何やら副社長が最後に言っていた言葉について話していたようでして、その内容が聞こえてきました。
確かに、会社のビジョンの共有化という体で、わざわざ従業員を呼び出しておいて、いきなり最後に、
『どんなに働こうが、お前らの健康までは面倒見ないよ』
…と突き放してきたわけですから、僕も少しびっくりしましたし、別にわざわざあの場で言う必要もないことなのでは?…とも思いました。
でも、それが会社の本質だよなとも思えてきて、妙に納得してしまったという気持ちもありました。
むしろ潔すぎて、ちょっとした清々しさまで感じてしまったくらい…。
そうなんです。
会社はあくまで利益を上げ、経営を存続させ繁栄していくという大目的があり、そこで働いている従業員の健康状態まで面倒みてやる気は更々ないのです。
さんざん馬車馬の様にこき使っておいて、それで心身が壊れてもそれは自己管理が出来ていないだけだと、無情に切り捨てるだけですからね。
日本の企業は、外資企業ほどいきなり首を切るなんてことはしてきませんが、終身雇用なんて今のご時世、もはや神話に過ぎません。
いざとなれば、会社はそういうことを平然とやってきますよ。
どんなに今まで会社のために尽くしてこようが、頑張っていようが、利用価値がないと思えば、「ティッシュにくるんで捨てる鼻クソ」のような扱いをしてくることでしょう。
なので、僕ら雇われサラリーマンはそういうドライな世界に生きているということを努々忘れてはいけないのです。
この副社長も、きれいごとを言わずに開き直ってるところが、かえって信用できる気がしました。
口では『みなさんを…雇用は守る!安心してください』…と調子のいいことを言っておきながら、どうしようもなくなると手のひらを返すように『ごめん 無理だったわ!』と言う経営者よりも、よほど誠意があるように感じてしまいます。
…かと言って、実際にホントにクビになんかしやがったら、会社の経営陣の自家用車にマッキーで汚い落書きしてやろうかと思いますがね
こちらも、自分の健康を害してまで、会社に尽くす必要はない
会社も僕ら従業員の健康を守る気がないのであれば、裏を返せばこちらも健康を害してまで、自分の大切なものを投げうってまで、会社に協力する義理はないってことです。
ちゃんと自分の中で、心身の健康や大事にしているものを保っていられる『一線』を引いて、その領域を冒すような要求を会社がしてきたら、迷わず防御態勢を取ればいいんです。
そうすることでもしかしたら、会社側が評価を下げてきたり、はたまた叱責をしてきたりするかもしれません。
でも、会社から評価されて、わずかな給料UPを狙うことやちょっどくらい褒められたりしたいがために、大切な自分の心身の健康を差し出していいのか?…と思うんです。
滅私奉公して主君に仕える武士や奴隷じゃないんだから、終身雇用をする気なんてこれっぽっちも持ってない会社に、そこまで尽くす必要なんてないんです。
あくまで労働力を提供する代わりに、それに見合った報酬をいただいているだけの関係だということを忘れてはいけません。
まとめ
・『自分の健康は自分で守ってください!』…是即ち、会社は個人を守る気がないという、明確な意思表明である
・そもそも、会社は個人を守る義務はなく、利益を出し会社を存続&繁栄させられれば、個人がどうなろうが知ったこっちゃない
・逆を言えば、こちらもそんな会社に健康を害してまで、自分の大切なものを投げうってまで、協力する義理はない
・あくまで、労働力を提供する対価として、報酬をもらうだけの関係であることを忘れないようにしよう!
心と身体が健康でさえあれば、できることはたくさんあります。
そして、心身の健康はお金では手に入らないし、取り戻せないこともあります。
たかだか仕事のために、切り売りするような真似はやめましょう。
それでは、本日はここまで
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