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リアル世界の「オオカミ少年」

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「オオカミ少年」は、リアルな世界でも実在する

みなさん こんにちは おりばーです

突然ですが、「オオカミ少年」というお話をご存知ですか?

「オオカミが来たぞ」と嘘をついて、村人を騙して楽しんでいた少年の話ですね。

先日、職場でこのオオカミ少年にそっくりな出来事が発生しました。

今日の記事の議題は、このリアル「オオカミ少年」について書いていきたいと思います・

目次

お話の「オオカミ少年」について

まずオオカミ少年のお話について、ちょっとおさらいをしてみましょう

オオカミ少年とは

オオカミ少年(=嘘をつく少年)とは、イソップ寓話のひとつ。

「羊飼いと狼」というタイトルの場合もある。

羊飼いの少年が、退屈しのぎに「狼が来た!」と嘘をついて騒ぎを起こす。

だまされた大人たちは武器を持って出てくるが、徒労に終わる。少年が繰り返し同じ嘘をついたので、本当に狼が現れた時には大人たちは信用せず、誰も助けに来なかった。

そして村の羊は全て狼に食べられてしまった。

人は嘘をつき続けると、たまに本当のことを言っても信じてもらえなくなる。常日頃から正直に生活することで、必要な時に他人から信頼と助けを得ることが出来るという教訓を示した寓話であると一般には受け取られている。

日本ではこの話を由来として、嘘を繰り返す人物を「オオカミ少年」と呼ぶことがある。

Wikipediaより抜粋

話くらいは、うっすらと聞いたことぐらいはあるんじゃないでしょうか?

「オオカミが来た」と嘘をついて村人を騙して楽しんでいた少年が、ホントにオオカミの群れが来たときに、日ごろついていた嘘のせいで信じてもらえなかったという話ですね。

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実生活にもいるいる!「オオカミ少年」のような人

この話には、「嘘をつき続けると肝心な時に信じてもらえなくなる」という教訓めいたものがメッセージとして込められていますが…

この話と同じようなことが、この前実生活でも発生しました。

僕が働いている部署のお隣に、M川さんという方がいます。

Mさんは、とてもまじめに一生懸命仕事に取り組む姿勢をもつ人なのですが「ろくすっぽ良く調べもしない不確定な情報を周りの人にばら撒き、不安をあおるような事ばかりする」人なんです。

決して悪意があって人を騙そうとしているわけではないんですけどね…

M川さん
〇〇の件、なんかヤバいことになるかもしれないです!

M川さん
△△の件、マズイんじゃないかと思って気になってて…

M川さん
□□の件、手遅れになってしまうんじゃないかと心配で…

色々と気にかけるのはとても大切ことだと思います。

…が、このM川さん、自分で情報の裏を取ったり確認したり対処したりすることを一切せず、「自分が気になって心配になった」という理由で、不確定な情報を垂れ流し、周りの人に不安ばかりをまき散らしていたんです。

しかもよくよく落ち着いて調べれば、そのほとんどが大きな問題でないものばかり…

そして、このM川さんも「情報を人に正確に伝えるスキル」が欠落している人なので、何を言っているのかがさっぱり分からない…

話を理解するのにも周りの人はエネルギーを大量消費してしまうのです。

こんなことを日々繰り返しているもんだから、そのうち周りの同僚たちはこのM川さんが言っていることに対して、無条件でこのように思うようになっていきました。

M川さんの同僚
またM川さんかぁ…

M川さんの同僚
どうせ大したことないんでしょ?

M川さんの同僚
うるさいから放っておけばいいんじゃないかしら? 言ってること良くわからないし!

いつも不確定な情報を周りにばら撒き、混乱をさせていたM川さんは、すっかり周りの人に信用されなくなっていました。

「M川さんの言っていることはどうせ大したことない よくわかんね~から、放っておけ」

…と、周りの人が無条件に思うようになっていったのです。


そんなある日のこと

M川さんが何か不味い情報に気付いてしまったらしく、いつものように周りの同僚に情報をまき散らしていました。

M川さん
◆◆の件、心配になっちゃって… 色々とマズイと思うんです

ところが…

いつも不確定な情報を周りにばら撒き、混乱をさせていたツケが回ったのか、それを聞いた同僚の人の反応は、以下のようなものでした。

M川さんの同僚
また言ってる…
M川さんの同僚
どうせ大したことないんでしょ?
M川さんの同僚
よく調べてから展開してほしいわ

このM川さんにいつも混乱させられていたせいもあり、同僚たちはロクに話を聞こうともせず、この件に対して何の対応もしませんでした。

ところがです。

このM川さんが言ったことは、今回ばかりは本当の事でした。すぐにでも対処しないといけなかった内容だったのです。

「いつも適当なことを言って、周りを混乱に陥れていたM川さんが言っていること=信じる価値のない、取るに足らない内容」と周りが思ってしまい、対処が遅れてしまったのです。

結果、そのチームは大打撃を受け、リカバリーにものすごい労力とお金、時間を費やしてしまったのでした。

おりばー
まさに、リアル「オオカミ少年」!!

怖い話だなぁ…

少し前に超大型の台風が日本列島を縦断したときに、警報がなって避難勧告が発令されていたのにもかかわらず、「どうせいつものように大したことないんでしょ」とタカをくくってしまい、逃げ遅れてしまった人がいたみたいですが…。

誤報を繰り返すことによって、信頼度の低下を引き起こし、人に信じてもらえなくなることを「オオカミ少年効果」というらしいですね。

今回の件も、まさしくこの「オオカミ少年効果」だったというわけです。

このリアル「オオカミ少年」問題から学ぶべきこと

上記した、リアル「オオカミ少年」のエピソードから、僕らは何を学び対策するべきだったのでしょうか?

※「嘘をつき続けると、みんなに信用されなくなるからやめよう」というのは当たり前すぎて、ここでは言及しません。

僕は、下記の対策をするべきだと考えます。

リアル「オオカミ少年」から学ぶ対策法

①「人に正確な情報を伝えられない人、混乱させる人」は情報の前線から遠ざける

②些細な情報でも、みんなでクロスチェックして真偽を確かめる

①「人に正確な情報を伝えられない人、混乱させる人」は情報の前線から遠ざける

まず、「人に正確な情報を伝えられない人、混乱させてしまう人」というのは一定数存在します。

本人には悪気はないのかもしれませんが、悲しいかな「正確な情報を入手、整理&分析し、人に伝える」というスキルが壊滅的にない人もいるんですね。

こういう人を、情報に触れるところにいつまでも置いておいてはいけません。

上記のM川さんのような人が前線にいると、ある情報を勝手な解釈をして、歪曲して仲間たちにばら撒き、皆を混乱させて危険にさらしてしまうのです。

こういう人たちを情報から隔離してしまうのは、一見「仲間を疎外していることになり、ある意味残酷な仕打ち」に見えるかもしれません

ですが、その人に適性がないにもかかわらず、無理に情報が飛び交う前線に配置すると、不確定な情報を歪曲して周りにばら撒いてしまい、結果チームに混乱と危機を招いてしまうリスクがあります。

そんなことをしていれば、その人はやがて周りのメンバーに疎まれるようになっていってしまうんです。

そちらの方が、よほど残酷だと思うんですが。

「オオカミ少年」を放置せずに、悪さをし続けさせないことが大切です

②些細な情報でも、みんなでクロスチェックして真偽を確かめる体制を作る

それから、どんな些細な情報もしっかりと精査し、メンバー(※)間でクロスチェックして真偽を確かめ、共有化できるような体制にすることも大切です。

※一定レベル以上の「正確な情報を入手、整理&分析し、人に伝える」というスキルが備わっている人に限る

やはり、情報というのは日々更新され増えていくものなので、常にアンテナを高くしておく必要があります。

そして情報を入手した時、一度実際に確認してチェックはしておいた方がいいでしょう。結果、それで大したことなければそれに越したことはないわけで…。

ですが、一人ですべてをチェックするというのはなかなか難しいと思うのです。

なので、発生した情報に対してチームでクロスチェックして真偽を確かめ、共有化できるチームを作るべきかと考えます。

オオカミ少年の言っていることだけを情報源にせず、我々(村人)もオオカミの接近を感知できる仕組み作りが必要です。

まとめ

・普段から不確定な情報を周りにばらまき、混乱させているので、肝心な時に皆に信用してもらえない、「オオカミ少年」は実生活(リアル)でも存在する

・リアル「オオカミ少年」から学ぶ対策法

①「人に正確な情報を伝えられない人、混乱させる人」は情報の前線から遠ざける

②些細な情報でも、みんなでクロスチェックして真偽を確かめる体制を作る

オオカミ少年…

決して寓話の中の話ではなく、実生活でも存在しているんですね。

「いつも適当なことを言って、周りを混乱に陥れていた人が言っていること=信じる価値のない、取るに足らない内容」と周りが思ってしまい、対処が遅れて大打撃を受けてしまう…

考えただけでも恐ろしい話です。

これを教訓に、些細な情報でも一度内容を確認して、真偽を確かめることが大切ですね。

それでは、本日はここまで

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