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会社の勉強会…ホントに意味があるのか?

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勉強会…それはもはや何かの儀式です

みなさん こんにちは おりばーです。

みなさんは、会社の中で『勉強会』と名の付くイベントをやったことがあるでしょうか?
社員なりメンバーなりを集めて、何かを講義したり、学んだりするやつですね。

僕の会社でも、時々『勉強会』というものが開かれることがありました。

…が、正直意味がどれだけあるのか、甚だ疑問だったので、ブログに書かずにはいられなかったのです。

今日は、その『勉強会』について一言申してやりたいと思い、気持ちをを込めてタイピングしていきます。

目次

会社で時々行われる、謎の『勉強会』

僕が働いている会社では、時々『勉強会』という体で部内のメンバー全員を一堂に集めて、何かを勉強しようという場がありました。

学ぶ内容は結構まちまちで、英語やら論理的思考やら、伝わる文章作成とか…はたまた、どこかの講義に参加した際に学んだことを展開するとか…

とにかく、ビジネスマンとしてのスキルやら普段の業務で、役に立つことを学んでもらおうという趣旨の会でした。 時間は、おおむね1~2時間ほど。
デカい会議室を貸し切って、講師が資料をプロジェクターで映して行う場合が多かったですね。

僕らは普段の業務をこなすのだけでヒーヒー言っているので、いきなりこんな内容の勉強会開催の展開をされ、強制的に参加をさせられて時間をロスすることは、正直迷惑以外何物でもないのです。

…とはいうものの、『忙しいのはみんな一緒でしょ!』という変な同調圧力があって、忙しいから参加できない!というのは基本認められていません。

なので、僕らは業務を中断してこの勉強会に参加せざるを得ず、かなりの時間を拘束されてしまうのでした。

労力の割に、どれだけの意味があるのかわからない

まぁ、そうはいっても新しいことを学び、自分をスキルアップをさせることは大事だと思いますし、そのこと自体は否定しません。

忙しい中時間を捻出して、勉強会に参加するわけですが…

でも、そのほとんどは「果たしてどれだけの意味があるのか?」 首を傾げてしまう内容のものでした。

例えば、『伝わる文章』を書く方法 …なる勉強会があったのですが、概要は下記のような内容のものでした

・講師は外部の人間とかではなく、偉い人に指名された部内の人間(別にその専門家ではない)

・教育用資料も、その指名された人間が内容が考えて作る

・例題があり、それを当てられた参加者が回答し、そのあと答え合わせしていく(例題は、スクリーン上に出る)

・例題は、この文章はどこかおかしいところがあるか? あるとしたらそれはどこか?それを考える

講師をやってくれてる人も忙しい合間に作ってくれて一生懸命やってくれてたので、決して文句を言ってはいけないのですが…

もうね、グダグダだったんです。

『この程度の内容のものを、メンバーをわざわざ一堂に集めて行うだけのメリットはどれくらいあるのか?』甚だ疑問でした。

講師に指名された人も、はっきり言って『上から言われたからやってます』っぽい感じで、かなり付け焼刃的な資料になってました。

そもそもこの人は文章を書くのが別段得意というわけではないみたいなので、そんな人が作る教育資料なんて、内容がたかが知れてるんですよね。

ハッキリ言ってしまって、それなりに生活していれば一般常識として身についているような内容ばかり…。

新人さんにやるならともかくとして、ベテランまでわざわざ集めてやるようなことでもありませんでした。

そして、出された例題も「どこかおかしいところがあるか?」なんて、パッと見ただけではわからないものも多く、問題の意図すら分からないもの(何を答えればいいのか)もあり、当てられてもどう答えていいか良くわからないという人がほとんどでした。

こんな勉強会のために、部のメンバー40人×2時間拘束されていたのですが…

仮に時給平均を2000円とすると
2000×2×40 = 160,000円の人件費がかかっているのです。

時間で考えると、部として80Hのロスです。

これだけのロスに対して、果たしてどれだけのリターンがあるというのでしょうか?

寝てる人もいたし、僕も真面目に聞いていたはずなんですが、終わってしばらくするとほとんど内容なんて覚えてないんです。 それほど大した効果がない勉強会だったということです。

こんなことなら、ポイントを明記した資料を送っておいて、

開催者
各自時間があるときに読んでおくように!

…とした方が、時間のロスも少ないし、後で何かの時に見返せるのでよほど記憶が定着していいんじゃないでしょうか?

あるいは、何か教本を指定しておいて、各自勝手に勉強してもらった方がいいと思います。

勉強する意欲がある人は、自分で勝手にどんどん学んで行きますし、する気がない人に対してわざわざ勉強会を開いても、その効果は薄いでしょう。

ごめんなさい かなり毒づいたことを書いてしまいましたが、一生懸命講師をしてくれた人には何の罪もないですね。

悪いのは、こういう変な勉強会を開けと命じた上の人です。

どういうつもりで開催を命じたのか知りませんが、準備をする方や参加する方も忙しんですから、あまり意味のないことで、時間をロスさせないでほしいです。

勉強会=開催者(開催指示した者)の自己満足で終わる、何かの儀式

色々勉強会なるものに参加してみて分かったのですが、そのほとんどは開催者(あるいは開催指示した者)の自己満足で終わってしまうことがほとんどでした。

開催者
こんなことをわが部は展開しあっている
開催者
ありがたいことをみんなに教えている
開催者
こんなこと知ってる?知らないでしょ? でも俺は知っている! 俺はすごい!

…みたいな、自己顕示欲を満たすためだけや、ポイントを稼ぐためにやっているようにしか思えませんでした。

もはや自己満足の儀式です。
開催だけして、それで気持ち良くなっているんです。開くこと自体が目的になっているのですよ。

それに上にも書きましたが、学ぶ意欲が高い人は、付け焼刃的な勉強会なんか開かなくても、勝手に学んでいくし、そこでやるような内容のものはすでに身についている人がほとんどです。

わざわざみんなを集めて行う必要はないのです。

勉強会自体が悪いことではありませんし、何かを学ぶことはとても大切なことなので、そういう勉強会みたいな場があってもいいでしょう。ですが、

・何を学ばせるか?
・ホントにメンバー全員に必要な知識か?
・メンバーの時間をロスしてまで、開催する内容か?

これは常に自問していただきたいです。
開催する方(準備する方)も、参加する方も暇じゃないんですからね!

まとめ

・会社でたびたび行われる『勉強会』 時間のロスの割にはメリットがない

・勉強会とは、開催者(開催指示した者)の自己満足で終わる、何かの儀式

・勉強自体はとても大切なこと 勉強会をやってもいいが…『何を学ばせるか?』『ホントに全員に必要な知識か?』 『メンバーの時間をロスしてまで、開催する内容か?』 考えた方が良い

すみません 今回はちょっとばかり毒づきが激しかったですね…

あまりにも無意味な勉強会で時間をロスらされているので、ちょっと気持ちが入りすぎてしまいました。

僕自身、勉強すること自体は大切なことだと思いますので、どうせ時間をロスるなら、『為になったなー』『勉強になったなー』…と、心から思える勉強会が多く開催されることを願っています。

それでは、本日はここまで

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