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「素直で真面目」は捨てなくていい

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「素直で真面目」は捨てなくていいんですよ

皆さん、こんにちは おりばーです。

仕事場でも学校でも、「素直で真面目」って言われている人って、周りにいませんか?

今日は、「素直で真面目」ということについて、書いていきたいと思います。 

目次

「素直で真面目」ってよく言われる人

「素直で真面目な人」とは、下記のような特徴を持っている人の事を指します。

直で真面目な人の特徴

・人のいうことを疑わず、信用することが出来る

・聞き上手で、人のいう意見を取り入れることが出来る(何事も真剣に捉える)

・自分の非を認められる   etc…

良い言い方をすれば、「純真で正直、でイノセントな心の持ち主」といったところでしょうか?

にわかに信じられないかもしれませんが、この僕おりばーも「素直で真面目」だと良く他人から言われてきました。 しかも、かなり多くの人からです。

あなた
お前のブログを見る限り、とてもそうは思えないよ! 

ふざけるのも大概にせい!

…と思ったそこのアナタ!

はい おっしゃる通りです。 異論は認めます。

僕は、色々な出来事に遭い、いろんなタイプの人に出会ってきた中で、少し心が捻じ曲がってしまい、こんなブログを立ち上げ、ダークで意識の低いことを書くようになってしまったわけですが…

ただ、僕の根っこのところには、この「素直で真面目」という気質がベースにあり、それを感じ取ったからこそ周りの人の多くが僕に対してそう言っているんだと思うので、これはまぎれもなく僕が持っている本質なのです。

僕自身、「素直で真面目」ということ自体はとても良いことだと思っていますが…。

しかし、この「素直で真面目」という特性、これ単品だと乗り切れない局面が出てきたり、苦しい思いをしてしまうこともあると僕は感じています。

本来長所であるはずの「素直で真面目」がマイナスに働いて、損をしてしまったり、悲しくツライ思いをしてしまうこともあるんですよね。

「素直で真面目」を最大限活かすには、それとセットで持っておいた方が良いスキル・考え方があると思うようになりました。

「素直で真面目」な人が、持っておいた方が良いスキル・考え方

では、「素直で真面目」な人が持っておいた方が良いスキル・考え方とは何か?

僕は、以下の2つだと考えます。

①自分で考える(疑う)力

②他人の意見(悪しきもの)から心を防御するディフェンス

①自分で考える(疑う)力

素直で真面目な人は、他人のいうことに対し何の疑いも持たずに聞いてしまう特性があります。

だからこそ、何か教えてもらった時に吸収や上達が早かったり、上の人から可愛がられるという面があるのですが…

素直で真面目な人に対して、いつも正しいことを言う人、善意がある人ばかりとは限りません。

残念なことに、間違っていたことを言っていたり、「騙してやろう」という悪意を持った人もいるのです。

なので、鵜吞みにする前に一度自分の頭で考えてみるクセを付けた方が良いです。

自分の頭で考えるために、一番いいのは「疑うこと」です。

素直なのに、「疑う」って一見矛盾しているように思えるかもしれません。

また「疑う」というと、なんだか人としてとても卑しい行為であり、いけないことだというイメージを持たれる方もいると思います。 

刑事ドラマでは「被疑者」なんて言い方をしていて、何か悪いことをして嫌疑がかけられている(犯人候補)悪いイメージがどうしてもありますよね。

素直で真面目な人ほど、「疑う=とんでもなくいけないこと」という気持ちが強いんだと思います。 

実際、僕もそう思っていたこともありました。

ですが、「疑う」というのは、そのことについて「もっと知ろう」とする行為、分かりたいから疑うのです。

「LAIR GAME(ライアーゲーム)』という漫画に、マルチ商法をやっていた巨大組織を潰した秋山さんという天才詐欺師がいるのですが、その秋山さんが「信じる/疑う」ということについてこんなことを言っていました

「信じる」その行為は紛れもなく高尚な事だ・・・、しかしね、多くの人間が『信じる』の名の下にやってる行為は実は他人を知る事の放棄。それは決して『信じる』行為ではなく・・・「無関心」。

無関心こそ疑うよりはるかに忌々しい行為である事に多くの人間は気づいていない。多くの人は誤解しているけれど、人を疑うとはつまり、その人間を知ろうとする行為なんだ。」             by 秋山さん

引用『LAIR GAME』

 

素直で真面目な人は、人をすぐに信じてしまうところがあります。

一歩間違えれば思考停止状態になってしまい、間違いを鵜呑みにしてしまったり、騙されてしまったりするのです。

ですが、疑うことは決して悪いことじゃない もっと自分でそのこと(人)を知ろうと思うからやることなんです。 それをやったからとて、あなたの良さである素直さがなくなるわけじゃないんですよ。

「本当にそうなのかな?」を口癖にして、自分が納得できるまで「疑い」ましょう。 

②他人の意見(悪しきもの)から心を防御するディフェンス

世の中には、言いたい放題言ってくる心無い輩もいるものです。

素直で真面目な人は、「自分の為を思って言ってくれている」と、無意識に性善説で考える節があるので、言われたことを100%真に受けて、苦しい思いをしてしまう場合があります。

素直で真面目な人
あの人に〇〇と言われた… そうだよな うん そうだよな

(自分のためを思って、言ってくれてるし…)

ですが、「お前のためを思って」という善意に包んだ、攻撃・うさばらし・いじめというのも、悲しいかな存在するんです。 

僕もこの手のやり方に幾度となく苦しめられました。

素直で真面目な人は、刺激を受けやすく、繊細で感受性が強いと言います。 

保持力も強いので、ある体験・言われたことなどが意識の中に入ると、そのまま保持されてそれがいつまでも心に残り続けてしまうのです。

そして、それが自分の心を蝕み、苦しみ続ける。 余もすれば、メンタルを病んで再起不能まっしぐら…

なので、他人の意見は100%真に受けず、意識的にバラバラにして取捨選択するイメージを持つことが大切です。

言われたこと全部は受け取らなくていいし、「持っておく/捨てる」を部分的に選択する権利が自分にあると言い聞かせるのです。

例えるなら、大マグロ一本を丸々渡されても、無理に全部食べずに解体して一番おいしい大トロの部分だけ取っていってしまえばいいのです。 何なら、食いたくなければ全部受け取り拒否OK!

僕は、何か人に言われて、それが一見正しい意見だったとしても、「生産的な事or元気が出てくること」以外はすべて受け取らないことにしました。

言われたことをバラバラに因数分解して、自分「これは必要な意見だな」と素直に思えたところ以外は、意識的にポイしています。

メンタルというのは、心無い一言によって知らないうちに蝕まれ、ある日「ボキン」と折れてしまうもの。

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心無い意見を真に受けて、心を痛め苦しい思いをしないように、こういうしたたかなディフェンスや捌きを意識して、自分の心の中でやるのってすごく大事です。

「素直で真面目」という特性は持ってていい 他のスキルと組み合わせてハッピーセット化

素直で真面目な人は、とても苦しい思いをすることがあります。

そして、そのたびに自分のこの特性に嫌気がさしてしまうときもあると思います。

んなこと、思うことない?

・こんな自分の特性、もうイヤだ

・いつも損をしたり、言いたい放題言われたり、騙されている気がする

・いっそのこと、不誠実に不真面目に生きていきたい…

・「素直で真面目」って、まるで「バカ」だと言われてるみたい

僕がそうだったからわかるんです。 

いや…今でもこういう考えが頭の中をチラつくときもあります。

でも、最近思うのは、そんな自分もかけがえのない自分の一部なんだということ。

捨てなくていいし、捨てられないし、むしろ捨てちゃダメなんですよ。 

だって、そんなことをしたら「あなた」じゃなくなってしまうんだから。

だから、「素直で真面目」っていう特性を嫌うんじゃなくて、それが最大限に活かせるようにセットで色々なスキルや考え方を身に付けようと思うようになりました。 

それが、上記した「いい意味で疑う」ことだったり、言われたことをバラバラに解体して、必要なところだけ取っていくスキル「大マグロ解体ディフェンス」だったり…

こういうことを頭に入れておいて、状況で使い分けていけば、「素直で真面目」なベースは残しつつ心はもっとしなやかに強くなれる気がするんですよね。

おりばー

マクドナルドでも、「ベーコンレタスバーガー」だけだと、くどかったり、物足りなかったりするよね

だからポテトやコカ・コーラゼロもつけて、ハッピーセットにしてるじゃないか!

ベーコンレタスバーガーの良さが最大限活きる、最強の布陣です

「素直で真面目」な自分を嫌いになんてなる必要もないし、無理に変える必要もない。

それを補うスキルや考え方を新たに身に付けて、最高にイカした「素直で真面目」野郎になりましょう!

まとめ

・「素直で真面目」は、とても素晴らしいこと 

・でも、それ単体では乗り切れない局面があったり、苦しい思いをしてしまうことがある

・「素直で真面目」な部分も、大切な自分の一部 捨てる必要はない

 それが最大限活きるために、別のスキルや考え方を身に付けよう

今回の記事は、半分は過去の自分に対して書いているところもあります。

「素直で真面目」

自分のこの特性が僕はすごいイヤだったし、それで苦しい思いをしてきたからです。

でも、これも自分だと受け入れて、捨てなくてもいいやと思いました。 

そして、持っているものを活かすために「別のスキルや考え方を身に付ければいいんだ」と思うようになりました。

まだまだ訓練は必要ですが、前よりもずっと前向きに生きられるようになった気がします。

そして僕と同じような悩みを持ち、ひっそりと苦しんでいる人もいると思います。

そういった人の背中を少しだけ押せたらいいなと思って、今回は書きました。

「素直で真面目」 

結構じゃないですか  人として生きる上で、とても大事なことだと思いますよ。

そんな人たちが自分を肯定して生きられる世の中になってほしいと、切に願っています。

それでは、本日はここまで お問い合わせやご意見はこちらまで↓↓

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