メンタルの健康を損なうと、ホントシャレになりません。
みなさん こんにちは おりばーです。
突然ですが、みなさん… 心(メンタル)は健康ですか?
現代社会では、このメンタルの健康を損なう人の数が増え、今や精神疾患は現代病とまで言われるまでになりました。
今回の投稿は、このメンタルの健康について書いていきたいと思います。
僕にとっては、このメンタル関連の文章は少々辛いことを思い出すことになるので、書くのをずっとためらっていた内容なのですが…
このブログを運営していく上で、避けては通れない内容だと思っています。
どうぞ最後までお付き合いいただければと思います。
心(メンタル)を病んでしまった
僕は、精神的に病んでしまい鬱(うつ)になってしまったことが何回かあります。
理由は、人間関係だったり仕事上の負荷だったり… まちまちなのですが。
忙しくて、精神的もかなりキツイ状態がしばらく続いた時期があり、それに伴い少しずつ少しずつ身体と心がおかしくなっていきました。
異変第1段階:頭痛やめまい 耳鳴りなどの身体の異変
最初は変な頭痛やめまいがしたり、耳鳴りがしたりするところから始まりました。
最初は『疲れていただけかな?』 『一時的なものかな?』と思っていたのですが…全然良くならず、かなりの頻度でこういう症状が現れるようになりました。
異変第2段階:睡眠の異常
次に、睡眠にも異常が出てきました。 変な時間に目が覚めてそのまま朝まで眠れないなんてことが何日も続きましたし、眠れたとしても、眠りが浅くて疲れが全然取れないんです。
そして、全然眠れていないから、仕事中にぼーっとしてきたり、おかしな時間に眠くなってきたり…仕事にもだんだん支障が出てきます。
異変第3段階:思考回路の異常
そんな生活がしばらく続き、次はとうとう頭(思考回路)までおかしくなってきました。
全然脳が動いていない感じがして、モヤがかかった感じになり…
そして本やメールを読んでも、字は認識できても全く意味が分からなくなり、やがて奥さんの話も内容が全く理解できなくなりました。
僕はその時のことをあまり覚えていませんが、明らかに目つきがおかしく、会話が支離滅裂で、奥さんが話す内容を全く理解できていないような感じだったらしいです。
さすがに「ちょっとマズイ」ということになり、会社の看護師さんに心療内科の受診を勧められました。 そして心療内科の先生に判定された診断は…
抑うつ状態(適応障害)と睡眠障害でした
おりばー
幸い、軽度の抑うつ状態と睡眠障害だったので大事には至らなかったですが… 対処が遅れた場合、重篤化して精神エネルギーが枯渇し一人でトイレにも行けなくなってしまうらしいです。
僕は、うつ病は心の弱い人や繊細な人がなるものと思っていました。
おとなしすぎちゃって人とうまく関係を築けない人とか、すごい細かいところまで気にしちゃう神経質な人とか…
ホントに勝手なイメージですが、そういう人がなるものだと思っていたんです。
僕はというと…贔屓目にみても、そういうタイプではないので、うつ病にはさすがにならないと思っていたんです。

でも、それは完全な間違いでした。 自分でも気が付かないうちに、うつの入り口に片足を突っ込んでいたのです。
メンタルの病の怖いところは、目に見えて分からないこと
僕は、うつのようなメンタルの病を患って改めて気づかされましたが、何が恐ろしいかって状態が目に見えてハッキリと分からないことです。
例えば、心臓や脳の疾患ならばレントゲンやMRI、血液検査などで目に見えて分かります。ケガや骨折ならば血が出てきたり、腫れたりしてきて分かります。
でも、メンタルの病は異常が目に見えてハッキリとわからないんです。
腫れてきたり、出血したり、レントゲンを撮ったら何かが写るわけじゃないですからね。
だから、自分がなんかおかしいと思っていても、対処が遅れてしまい、『気が付いたらなっていた』なんていう事態に陥ってしまうのかなと思います。
そして、目に見えないからこそ、周りの人に理解されないという苦しみも味わわなくてはいけない場合もあります。
僕はうつ状態になり、少しの間だけ会社を休んだことがあるのですが、同僚の中にはこんなことを言う輩もいました

同僚2

状態が目に見えて分からないので、周囲の人間に理解されにくく、こういう心無い言葉を浴びせられてしまうのです
でも、うつの人に甘えだというのは、「肩を脱臼している人に、遠投でボールを50m先まで投げろ」と言っているのに等しいのです。
とてもじゃないけど、ボールをそんなに投げられる状態じゃないですよね?
普通なら『肩を脱臼しているんだから、安静にしてろよ!』となるじゃないですか。
でも、うつの場合は状態が分かりにくく、『気の持ちよう次第でどうとでも対処できる それができないなんて、情けない奴』…みたいな扱いをされてしまうことがあるんですね。
こういう「うつに理解がなく、なってしまった人を嘲笑っている人」に言いたいのですが、環境や条件がそろえば、ある日突然心を病んでうつになっても全然おかしくないのです。
常に強いプレッシャーと戦っていて精神的に強いとされる、格闘技の世界チャンピオンや、ハリウッドのトップスター、または脳や精神に精通し対処法を知っているはずのお医者さんが、うつになってしまったケースもあるみたいですから。
なので、『心の病になった人を笑って蔑む』なんて真似は、絶対しないであげてほしいのです。
いつ自分が、そして自分の大切な人が心の病になってしまうか分かりませんよ。
心を病んだらシャレにならない! 意識的にケアするべし!
幸い、僕の場合は重篤なうつではなく、軽度の抑うつ状態(適応障害)と睡眠障害だったので、抗うつ剤と睡眠導入剤などを導入したおかげで大事には至りませんでした。
でも、薬のおかげで身体がだるくなって朝起きられなかったり、変な時間に急に眠気が襲ってきたり、到底健康とは呼べない状態が続きましたね。
何より、お金と時間がすごいかかりました。
心療内科で定期的に診察してもらって、薬を処方してもらうと、それだけで数千円は飛んでいくのですが、それを数か月続けてたら、結構な出費になるんですよ。
それに、通ったりするにも会社を早退しなくてはいけなかったり、有給を取らないといけなかったり… 自分の身体の治療のためとはいえ、なんとももったいない時間の使い方ですよね。

そんなことにならないためにも、自分の心(メンタル)のケアは意識的にした方が良いです。
具体的にいうと『頭痛やめまい、動悸、眠れないなど、身体にいつもと違うサインが出たら、警戒レベルを上げて積極的に身体と心を休ませてほしい』のです。
『これくらい大丈夫!』『忙しくて休みなんて取れないから…』なんて考えて、休ませることを軽んじてはいけません。 この状態から精神を病むまで、そう時間はかからないのです。
そして、うつの場合は重篤化してしまうと、一人でトイレにも行けなくなってしまうぐらい、エネルギーがなくなってしまうので、日常生活を送るのすらも困難になってしまいます。
そして、こうなると治療にもっと長い時間を要してしまうし、完全には元に戻らない可能性もあります。

自分の身体が異常を教えてくれたその時点で、自分自身がこれをちゃんと感じ取ってあげて、対策をしないといけません。
自分の身体と心は、自分自身で守らなくては!
まとめ
・おりばーは心を病んで、うつになっていたことがある
・うつなどの心の病の恐ろしいところは、見て状態が分かりにくく気が付いたらなっているところ そして、どんな人でも状況や環境次第でいつなってもおかしくない
・例えばうつの場合、軽度だとしても、薬の副作用で身体が辛いし、お金や時間もかかる。 重篤化してしまうと、それはさらに大きくなるのでシャレにならない
・身体にいつもと違うサイン(頭痛やめまい、不眠症)が出たら、警戒レベルを上げて積極的に身体と心を休ませるべし!
自分もうつになって初めて分かりましたが…
ホント、シャレにならないぐらいしんどいんですよ
自分の生活を支えるためにやってる仕事が原因で心を病んでうつになって、その治療にお金と時間を使うなんて、ホント虚しいし、バカバカしいですよね。
僕は、もう二度とうつにはなりたくないので、心の健康状態には常に気を配るようにしています。
みなさんも、心の不調を決して甘く見ず、気を配るようにしてあげてくださいね
それでは、本日はここまで
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