MENU

出世や昇格… ホントに幸せ? ホントに必要?

当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

出世のメリット→ホントに自分にとってメリット?

みなさん こんにちは おりばーです。

みなさん、出世や昇格に興味ありますか?

出世や昇格は、自分の働きぶりが認められたということなので確かに喜ばしいことですよね。

…が、最近それがホントに幸せなのか? かなり疑問を持つ出来事があったので、今日はその内容を書いていこうと思います

目次

出世のメリット

まず、出世や昇格をするメリットは何か?まずはそこを整理してみましょう。

一般的なことかもしれませんが、出世するメリットは下記に挙げる内容になります

メリット①:給料がUPする

これは、出世の一番の醍醐味ですよね。基本給が上がり、もらえる給料がUPします。これが得たくて、出世したいと思う人が多いんじゃないでしょうか。

メリット②:部下を持つことができ、自分の権限の範囲内で部下に命令して働かせることができる

出世して、部下持ちになったりすると、自分の権限の範囲内で部下に仕事を命じることができる権限が与えられます。自分が考えることをやってもらったり、仕事を振ったり…

ある程度ではありますが自分で仕事をコントロールできるようになります。

メリット③:発言力がつく

出世して肩書がついたりすると、発言自体に力を伴うようになります。

入ったばかりのぺーぺー社員が発言する内容と、「〇〇係長」が発言する内容…状況や内容によりますが、やはり肩書がついている人の言葉の方が、重みがあると思われることが多く、通りやすいと言えます。

メリット④:より高度な仕事を任される

出世してランクが上がると、より難易度が高い仕事が割り振られるようになります。

『もっと手ごたえのある、レベルの高い仕事がしたい!』という人には、出世や昇格は必須ですよね。

以上、おりばーが思いつくだけでも、上記のようなメリットがあると考えます。
なので、出世を目指したいと思う気持ち、上を狙いたいという気概は否定はしません。

ただ、上記に上げたような一見メリットだと思っていたことが、あまりメリットになっていないんじゃ?…と思うことが最近多々あるんです。

例えば、2018年現在、私は階級LV4というランクが与えられていまして、出世するとLV5 (係長クラス:部下持ち)という職位になります。

(詳細は下記図を参照下さい)

最近驚愕の事実を知ったのですが、例えば①給与が増えるというメリットに関してですが、仮にLV.5にランクアップしても、現在の給料から月々10,000円位しか増えないことが分かりました。

おりばー
なん・・・だと・・・たったの10,000円?

月々10,000円UPって、大きいと思いますか?僕は、全然足りないと思います。
ハッキリ言って、少なくともこの5倍以上の額がUPしないとイヤですね。

もちろん、残業代の単価も上がるし、ボーナスでもらえる額も増えるので、年収ベースで考えるともっともらえるようになるんでしょうが、それでも全然足りないと思います。

わずかこればかりの給与額しか変わらないなら、他の方法(副業など)を考えた方がよほど効率が良いんじゃないでしょうか?

また、
②部下を持つことができ、自分の権限の範囲内で部下に命令して働かせることができる
③発言力がつく

…に関しても、確かに部下に命令したり、仕事を振ったり…と自分の権限内ではできますし、発言力も出てきますが、もっと上の職位の人の考え一つで、簡単に自分の考えなんてひっくり返されてしまうのです。

さらに強いものが上にいる以上、自由に行動したり、発言できる権限なんて少しばかり増えるだけ。

そして、極めつけは ④より高度な仕事を任される …ですが、

こんなの、僕は丁重にお断りしたいです。

こちらとしては、無理なく働くことが究極の幸せだと思っているので、わざわざ難易度の高い仕事なんてやりたくなんかないのです。売ってでも苦労はしたくないですから。

なので、上記したメリットだと思わることが、僕にはさほど魅力的に感じられなかったのです。
(もちろん①で仕事内容が据え置き…というのであればうれしいですが、そんなことは万に一つも起きません 仕事で貢献した報酬は、さらなる仕事なのです)

出世のデメリット

そして、出世をすると当然良いことばかりではありません。デメリットもちゃんと存在します。
僕の上にいる係長さんを間近で見ていて、デメリットを強烈に感じます。

デメリット①:責任が増える

一番のデメリットはこれですよね ランクが上がるごとにその責任は増えていくのです。
さらに、部下持ちになると部下の失態まで自分の責任になったりしますからね。

ちゃんと指導して、根気よく言い聞かせてるのに、こちらの言うことを聞かない部下もいますよね。そういう輩が勝手にやらかした失態も、自分のせいにされてしまうのです。

デメリット②:出費が増える

次に、収入が増える代わりに出費も増えていきます。

例えば、部下とどこかに出張に行ったりしてご飯を食べたりしたとします。
そうすると、やはり上司の自分が多く払わないといけないような雰囲気になりますよね。

もちろん、そんな義務があるわけではないのですが、「上司のくせにおごってくれない」という文句を吹聴され、なんか嫌な雰囲気になってしまいますから、カッコつけておごっている人も多いんじゃないでしょうか?

さらに、部下の冠婚葬祭に上司として呼ばれるケースも増え、お祝儀も弾まないといけません。なので、昇給して給料も上がったはずなのに、出ていくお金も多くなるので裕福になった気がしないんですよね。

デメリット③:肩書のせいで、それ相応の振舞いを求められる

僕の会社の例で言えば、階級LV5は係長のレベルです。
なので、『係長ならできて当然』みたいな変なプレッシャーがかかるんですね。

逆に、何か少しミスをしただけで『係長としてあるまじき行為!』と蔑まれるんですね。
みんなのお手本にならなきゃいけない人が、何やってんの? …みたいに

こんな仕事出来て当然、ミスは必要以上にあげつらわれる…という状態になり、非常に苦しい状況を強いられます。

係長と言っても、なんでもできるわけじゃないし、当然人間なんですからミスもします。そんな厳しいこと言わないであげてチョーだいよ。

デメリット④:人の面倒ばかり見て、自分の仕事が進まない

やはり、部下持ちになったりすると自分の仕事だけでなく、部下の仕事のサポートもしないといけません。
〇〇時から自分の資料作成をしようと思ってたのに、部下が話しかけてきて、中断…なんていうことはザラです。

最悪な状況になると、日中部下の面倒ばかり見てて、自分の仕事ができるのが夕方定時後…なんてケースも。

そんな状況になると、有給休暇なども部下の業務が忙しすぎて、なかなか取れなくなるんですね。
そうすると、『計画性がない、仕事がコントロールできないダメな係長』というレッテルを貼られ、もっと上の人間から責められるんですね。

部下の仕事のサポートに追われて休みが取れないのに、ダメ係長扱いなんて…あまりにも心無い仕打ち! てめぇらの血は、何色だーッ?

デメリット⑤:時には、部下に厳しくしないといけない

やはり仕事なので、仕事に対しては厳しくならざるを得ない局面もあるかもしれません。
部下に厳しく言わないといけないときもあるでしょう。

もちろん、部下がいけないことをしていた時などは良いんですが、ちゃんとやっているのに、活を入れる目的でわざと厳しい態度で、接したりしないといけないこともあるんじゃないかと。

自分のことを棚に上げ、普通に仕事頑張ってる人を厳しく責めたてる…普通の神経の人なら、申し訳なさ過ぎてそんなことできませんし、少なくとも僕は絶対やりたくないです。

…が、こういうことも心を殺してやらなきゃいけません。

以上①~⑤が重なり、すさまじくストレスフルな生活を余儀なくされることは、火を見るよりも明らかです。

そうすると、疲れが出て健康被害損なわれ医療費が掛かったり、ストレスのはけ口から衝動買いや散財も増え、別の意味の出費も多くなります。

メリットに対するデメリットが、完全に釣り合っていない

出世することによるメリット、デメリットを列挙してみましたが…完全に釣り合ってないですよね デメリットの方がはるかにデカい。 

こんな悪条件で、出世を望む人なんているんですかね?

少なくとも、僕は絶対に目指しません。 LV4でも正直キツイいので…

人は、何かを得られると思うから辛いことでも頑張れるんだと思います。

でも、得られるものがあまりにも大したことないので、もはやヘタに目指さない方が幸せになれることは、ちょっと考えただけでもわかりますね。

出世のメリットは、僕にはもはや給料UPのところしかないのですが、それも今の状況では旨味が少なすぎます。

上記しましたが、こんな微々たる量の給料UPのために精神をすり減らすくらいなら、他の方法で稼いで、収入にプラスした方がよほど効率がいいし、将来のリスクヘッジにもなって良いと考えてます。

そんなことをいうと、周りの人に『やる気がない奴』『向上心がない』…と言われてしまうこともあるでしょう。

世の中や会社は『出世すること=会社への貢献』という風潮がありますが、

出世すること=会社の奴隷への道を、爆進中

…という方程式がすでに僕の頭にあるので、何と言われようと絶対に嫌です。

なので、僕は出世をすることはもう諦めて、「違う戦略、生き方」を選択しようと考えてます。

まとめ

・出世すると、確かにメリットはある …が、ホントにそれって魅力的なこと?

・出世することで、デメリットもある  それによって、ストレスフルな生活を余儀なくされる

・出世することのメリットVSデメリット  天秤にかけたときに、あまりにも釣り合っていない場合は、出世なんかしない方がいい

・出世しないことによる、周りの目は気にするな! 自分の頭で考えて、旨味が無いんだったら違う選択肢を取ろう

あくまで、僕が置かれている環境が旨味がないだけであって、他の会社に行けば出世するメリットはあるかもしれません。

…が、似通った状況の会社も結構多いんじゃないかと思います。

『出世して、上を目指す』という考え方は、世の中や会社側に刷り込まれた価値観なのかもしれません。

従順な奴隷にしやすく、使う人間にとっては都合のいいわけですからね。

なので、出世するメリットとデメリットを天秤にかけ、割に合わないと思ったら迷わずその直感を信じて、別の戦略を取りましょう。

幸せになる方法は、出世を目指す以外にも必ずあるはずですから。

それでは、本日はここまで

お問い合わせやご意見はこちらまで↓↓

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!

    コメント

    コメント一覧 (2件)

    コメントする

    目次