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「ストレス保存」の法則

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ストレスにもエネルギー保存則がある

みなさん、こんにちは おりばーです。

最近、頭の中でモヤモヤしていることを、文章にして書き起こすことで自分の心の中で腹に落ち、スッキリすることが分かりました。 ブログの優れた効能だと思います。

今日は、ストレスに関して「ある法則」のようなものが存在するような気がしたので、自分の中で考えたそれを一度まとめて書き綴ってみようと思います。

目次

「エネルギー保存の法則」

ストレスって、『エネルギー保存の法則』に似ているところがあるんですよね。

「エネルギー保存の法則」に関しては化学や物理の授業で、一度くらい聞いたことがあるかもしれません。

エネルギー保存の法則(エネルギーほぞんのほうそく、英: law of the conservation of energy)とは

「孤立系のエネルギーの総量は変化しない」という物理学における保存則の一つである。

しばしばエネルギー保存則とも呼ばれる。

エネルギー保存の法則は、物理学の様々な分野で扱われる。特に、熱力学におけるエネルギー保存の法則は熱力学第一法則 (the first law of thermodynamics) と呼ばれ、熱力学の基本的な法則となっている。

熱力学第一法則は、熱力学において基本的な要請として認められるものであり、あるいは熱力学理論を構築する上で成立すべき定理の一つである。第一法則の成立を前提とする根拠は、一連の実験や観測事実のみに基づいており、この意味で第一法則はいわゆる経験則であるといえる。一方でニュートン力学や量子力学など一般の力学において、エネルギー保存の法則は必ずしも前提とされない。

熱力学におけるエネルギー保存の法則は、熱力学第一法則である。

熱力学第一法則は次のように表現される。

ここで dU は系の内部エネルギー U {\displaystyle U}  の変化量、δQ は系に与えられた熱量、δW は系から取り出された仕事を表す。 仕事は熱力学的系に繋がっている力学的系へのエネルギーの移動を表し、熱はそれ以外の熱力学的系へのエネルギーの移動を表している。

熱力学第一法則は、エネルギーがひとりでに消えたり生じたりすることはない、という経験的事実を法則化したものであり、上述の定式化では、エネルギーの変化が熱と仕事の和として与えられることで表現されている。

引用:Wikipedia 『エネルギー保存の法則』

化学や物理が嫌いな人は、今ものすごく吐き気がしていると思いますが(笑)

Wikipediaを見ると色々と複雑なことが書いてあって、もっともっと奥が深い内容なのですが…

ギューッと内容を要約すると「エネルギーがひとりでに消えたりなくなったりはしない」ということなのです

ストレスも、一種のエネルギーのようなものだと考えることが出来ると思うので、この「エネルギー保存の法則」のようなものが適用されるのではないかと考えました。

「ストレス保存の法則」

では、これを踏まえて僕が考える「ストレス保存の法則」をまとめてみました

おりばーの考える「ストレス保存の法則」

①与えられたストレスは、無かったことにはできない

②ストレスは上から下に流れる

③逃げ場のなくなったストレスは、徐々に心身をむしばんでいく

①与えられたストレスは、無かったことにはできない

まず、ストレス保存の法則の最も重要で根幹をなす考え方ですが、「与えられたストレスは無かったことにはできない」のです。 決して自然と消えたりなくなったりはしないんですよね。

ストレスも一種のエネルギーとみなすことが出来ますが、発生して与えられたストレスエネルギーは、必ずどこかに流れるか、溜めこまれているのです

よく「ストレスはない」という人がいますが…

これは基本「ストレスエネルギーを外部から与えられたときに、聞き流すようにしてそもそも受け取らないようにしている」か、ストレスエネルギーを溜めこまずに流している」ということをしているだけなのです。

決して都合よく、消えてなくなっているわけじゃないんです。

ただ、聞き流して入力されないようして受け取らないようにした場合、今度は別の人にストレスエネルギーが流れていっているだけの場合もありますし、ストレスエネルギーを自分の中に溜めないようにするために多大な時間と労力がかかっている場合もあるのです。

おりばー
与えられたエネルギーは、そう都合よくなくなったりしませんよ

②ストレスは上から下に流れる

それから、ストレスエネルギーは基本「上から下に流れる」のです

ここでいう上とは「立場が上のもの、強いもの」を指し、下とは「立場が下のもの、弱いもの」を指します

図で書くと、下記のような流れがあるのです。

会社勤めをして組織で働いている方はイメージが湧きやすいと思いますが、仕事上でうまくいかないこと、不具合が発生した時、上司はイライラや不満を部下にぶつけ、叱責をしている場面に出くわすことがあります。

この時に、ストレスエネルギーが下流に流れて譲渡されているんですね。

こういう基本的な流れがあるため、ストレスエネルギーは上から下に流れて行って、最後は立場が最も弱い下流(役職がついていない一般社員、まだ仕事はよくわからない新人さんなど)に流れていくんですよね。

※ごくたまに、下流から上流にストレスエネルギーが逆流する場合もないことはないですが…(例えば、溜まりに溜まった不満が上司にぶつけられるなど) 

でも、その不満が聞き入れられてもらえることは限りなく少なく、下から上へのストレスエネルギー譲渡は難しいことがほとんどではないかと思います。

逃げ場のなくなったストレスは、徐々に心身を蝕んでいく

そして、ここが最も厄介なところなんですが、逃げ場のないストレスエネルギーは、徐々に心身を蝕んでいくのです。

上記していますが、ストレスエネルギーは「無かったことにはできず、決して自然と消えたりなくなったりはしないのです。

なので、誰かに譲渡する(きつく当たったり、叱責したりする)か、もしくは何かしらの方法で発散をしていくしかないんですが…

でも、譲渡する対象がいなかったり、発散できる方法が無かったり、発散できる容量以上のストレスエネルギーを受けてしまうと、ストレスエネルギーは逃げ場がなくなり、自分の中にため込まれてしまうことになります。

この「ストレスを溜めこむ」という件に関して何かの本で読んだのですが、ストレスを溜めこんだ状態と脳内の大脳新皮質という部分には深い関係があるようです。

人間の脳をおおざっぱに分類すると、下記のような図のようになっています。

この脳幹という部分は魚などの比較的単純な生物にも存在していて、呼吸や循環、消化や代謝といった生命活動を維持するために必要不可欠な機能をコントロールしている部分になります。

ストレスを溜めこんだ状態になると脳の中の大脳新皮質が押さえつけられて収縮し、その内側にある脳幹が圧迫されてしまうのです。

そうすると、生命活動を維持するために必要な機能がうまくコントロールできなくなり、様々な不調が心身に現れ始めます。

ストレスが溜まることによる様々な不調

・不眠

・頭痛

・吐き気

・腹痛痛や下痢

・耳鳴りやめまい

そして不眠が続けば、身体の免疫力が低下して病気になりやすくなり、さらに精神疾患などを患ってしまうリスクが格段に上がってしまうのです。

なので、ストレスエネルギーをため込むと心身が徐々に蝕まれ、後々に大きなしっぺ返しを食らうことになるので注意が必要です。

おりばー

経験者ゆえの意見です。

お金やガソリンと違い、ストレスエネルギーは目に見えませんからね…

溜まっていても、人にはなかなか理解されないし、自分でも気が付かないうちに取り返しがつかないことになっていた!…なんてことにもなりかねません

なので、ストレスエネルギーはなるべく自分にため込まないようにして、発散させないといけません。

「ストレス保存の法則」を念頭に置くと、対処法や人との接し方も見えてくる

ストレスを一種のエネルギーと捉え、「ストレス保存の法則」を念頭に置いておくと、対処法や人との接し方も見えてくると思うんですよね

例えば対処法でいえば、ストレスエネルギーを不用意に受け取らないようにしたり、積極的に休んで疲れやストレスエネルギーをしっかり抜いたりすることが大切になってきますし、ストレスが与えられる環境から距離を取る(仕事の場所を変える、最悪転職する)ことも有効です。

それから、ストレスエネルギーは基本突然消えたり、なくなったりすることはないので、発散するかため込むかのどちらかなのです。

管理職や立場が上の人が気を付けないといけないのは、不用意に他人(部下や後輩といった立場が下の人)に与えてしまったストレスエネルギーは、与えられた人が発散するのに余計な時間と労力がかかっているかもしれませんし、発散できずに内側にため込んでしまっている可能性があるのです。

管理職や立場が上の人の言動はそれ自体に大きなエネルギーを伴っているので、その分立場の下の人に与えてしまう影響は大きいのです。

「時間が経てばなくなる」だろうとタカをくくり、下の者に構わずストレスエネルギーを譲渡し続けると、後でとんでもないしっぺ返しが来ますよ

立場が上になったら、「自分より下の者にいらんストレスエネルギーを譲渡しない」ように意識しないといけないと思います。

おりばー
下の者にストレスエネルギーを与えて、自分の分のストレスを解消させてるなんて輩は言語道断!

アンタら時間もお金もあるんだから、それを使って自分一人でストレスエネルギーを逃がしててくださいよ

こっちに譲渡してくるんじゃあないよ

まとめ

・ストレスにも「エネルギー保存の法則」に似た「ストレス保存の法則」がある

①与えられたストレスは、無かったことにはできない

②ストレスは上から下に流れる

③逃げ場のなくなったストレスは、徐々に心身を蝕んでいく

・ストレスを一種のエネルギーと捉え、「ストレス保存の法則」を念頭に置いておくと、対処法や人との接し方も見えてくる

今回は、ストレスに関する法則について述べさせていただきました。

ストレスエネルギーは目に見えないものですが、必ず人と人との間でやり取りがあり、流れがあるような気がするんです。

今の僕も、ほんのちょっとだけ上のランクにいるので「自分より下の者にいらんストレスエネルギーを譲渡しない」ように心がけています。

これから立場がもっと上になっていくのかもしれませんが…このことを常に忘れないようにしたいものです。

それでは、本日はここまで

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    「ストレス保存の法則」と「ストレス変換法」 | ヘルシーエコ無添加ライフ研究所 へ返信する コメントをキャンセル

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