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産業医に「パラレルキャリア」を勧められました

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みなさん こんにちは おりばーです。

突然ですが、パラレルキャリアという言葉をご存知でしょうか?

一つの働き方にこだわらず、複数のキャリア、生き方を持とうという考え方ですね。
少し前、勤め先の産業医面談でこのパラレルキャリアについて諭されました。

今日は、パラレルキャリアについて書き綴っていこうと思います

目次

産業医面談にて

僕は勤め先の会社で、産業医による面談を受けることになりました。

産業医面談とは、
長時間労働(残業が月一定時間数を超過している)をしている人を対象に、産業医が労働者と面接し、体調や精神的に問題がないか話をして是正をするという内容のものです。

ちょうどこの時、僕は土日出勤や長期連休の出勤が激増してしまいまして、この面談対象になってしまったんですね。

時々、頭痛がしたり眠れなくなったり…という症状が出ていて、慢性的に疲れている症状が続いていたので、一度面談をしましょうということになりました。

普通、産業医面談って

・労働者に、体調面、精神面で不調はないか? 面談をして確認する
・もし深刻な状態なら本人の意思を汲みつつ、業務調整の必要があるという判定をし、それを会社側に伝えて業務の是正を行ってもらう

…ということをやると思うのですが、この産業医面談で思いもよらない話をされたのです。

先生の話は以下の内容のものでした。

産業医の先生

おりばーさん
色々と体調不良が出てると思うんだけど、これは何を意味しているのかというと立ち止まって生き方(働き方)を見直せと身体と心が教えてくれてるんだと考えます。

今、おりばーさんは今の仕事が合わないと薄々感じていながらも、家族を養わなきゃいけないという、義務感だけで仕事をしているんだと思うんだけど、本来の自分&理想とのギャップがデカすぎて苦しんだと思います。

でもね、そんなことを続けていると自分のお子さんにもイヤイヤ仕事をしているお父さんの姿を見せることになって、『仕事をする≒辛くて嫌なこと』という価値観を、お子さんに植え付けることになってしまいますよ。

これは、親としてホントによくないことなんです。

『大変なこともたまにはあるけど、働くのって楽しいぜ!』っていう姿を、お子さんには見せなくちゃいけないんです。

どう働くのが自分らしいのか? 一度立ち止まって考えてみる時期なのかもしれませんね。
今、『パラレルキャリア時代』と言って個人が一つの仕事だけじゃなく、複数の仕事を持ち生きていく時代になりつつあります。

この会社だけで働くことだけが、正解じゃないですからね。

先生に言われたことを、ギューッと凝縮すると、

「生き方は一つだけじゃない パラレルキャリアを考えてみては?」…ということだったのです。

おりばー
何言ってんの? この人? 

…と最初は思いました。

産業医面談って、体調面&精神面で不調はないか? とかを確認をして、今後どうしていくかを考える場じゃないんですか?   何の話なの? これ?

…というか、産業医の先生がそんなこと言って良いんですか?

この時、僕は全く予想だにしないことを言われ、正直戸惑いました。

…と同時に、前から薄々と感じていたことをはっきりと言われたような気がしたんですよね。

シングルキャリアはリスクだらけ

それから、産業医の先生は面談の最後にこんなことも言っていました。

産業医の先生
こちらの会社の役員さんは、厳しい人が多いですね。 

働き方改革を実現させるために、私の方からも労働者の働き方を見直すように色々と訴えてはいるのですが… ほとんどの人は怪訝に思って、全く話を聞いてくれないんです。

面談での一連のお話をまとめると、産業医の先生はホントは下記のような考えを僕に言いたかったんじゃないかと思うんです。

産業医の先生
もうね、この会社は変わる気がないし、自分達で身を守るしか方法がないよ

今は個人が複数仕事を持つ時代だから、自分らしく働けるものを別に探して、会社に命綱握られない方がいいよ

産業医という立場上、はっきりと言えないところがあったんだと思うんですが、結局「客観的に見てもこの会社やばいから、自分自身で身を守るしか方法がない」と先生は僕に諭したかったんじゃないかと。

言われて見れば、確かにそうなんです。

たとえ労働者が長時間労働や休日出勤を余儀なくされ、体調に異変が出たとしても、会社は成果が出て利益が出れさえすれば、どうでもいいのです。

僕も過去に下記のような記事を書きましたが、会社はどんなに身体に鞭をうちながら貢献したとしても、労働者がボロボロになっても守ってはくれないので、自分の健康は自分で守るしかないんですね。

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なので、今働いている会社一つしかキャリアが無いとすると、その会社への依存度(シンクロ率?)が高くなり、命綱を会社に握られることになってしまいます。

これは、非常に危険なことです。

どんなに危険で、過酷で、理不尽な要求をされても、生活のために無条件ですべて呑まざるを得なくなってしまうからです。

またこのご時世ですから、いつ会社自体が傾き倒産やリストラなどの憂い目にあうか分かりませんし、自分がずっと続けてきた仕事が、ある日突然陳腐化してしまい、そこで身に着けた経験やスキルが役に立たないと思われてしまうことだってあります。

一つの会社・仕事に依存したシングルキャリアが、いかにリスキーか。

この産業医の先生と面談して色々言われたことで、『何か行動をしなくちゃダメだな』ということを強く思いました。

生き方(仕事)は一つじゃなくていい これから先の人生、パラレルキャリアが必要

産業医の先生がおっしゃったように、これから先の人生、一つだけでなく二つもしくは三つ以上のキャリアを組み合わせて、リスクヘッジをしていく必要があります。

ひと昔前までは、複数の仕事・キャリアを持つということは極めて珍しい生き方だったんだと思います。

年功序列&終身雇用制度という考えが根強く残っていて、会社に滅私奉公する代わりに年々給料が上がっていって、定年まで面倒見てもらえる…というのが普通だったみたいですから。

でも時代は流れ、いつの間にかそんなものは神話になってしまいました。

会社も

定年までお前らの面倒を見るつもりは更々ない!要らなくなったら捨てるからね 

でもこき使うだけ使うから!

…という考えにシフトしてきているんですね。

おりばー
まったく、とんでもねー外道だ!

なので、こんな外道どもに自分の人生をメチャクチャにされないように、各個人も時代の流れに沿うように生き方・働き方を変えていく必要があります。

また、自分らしく生き生きと働けるようになるという観点でも、パラレルキャリアは有効です。

やはり雇われで働いている以上、自分の向いている仕事や、やりたい仕事ができる環境とは限りません。

まるで適正が無いのにやらされてしまったり、自分の思うようにやらせてもらえないというのが現実なんじゃないかと。

そんな状態で働いていたって、楽しいわけがないし、輝けるはずもないんです。

それだったら、今やってるメインの仕事はお金を稼ぐためだと割り切って淡々とやり、他の場所や方法で自己実現ができれば、幸福度は増すんじゃないかと思うのです。

生活のためとはいえ、イヤイヤ働くなんて不幸以外何物でもないですから。

まとめ

・勤め先の産業医面談で、「パラレルキャリア」を勧められた

・「パラレルキャリア」を勧めた産業医の先生の本意は、「この会社、もう変わらないし頼れないから、自分で別の生き方・働き方を模索しろ」ということ

・生き方(仕事)は一つじゃなくていい  将来のリスクヘッジや自己実現の意味合いで、パラレルキャリアは必要

前々から感じていたことですが、やはり今の僕は「仕事は生活のためにイヤイヤやっている」ことは否めません。

そして、こんな僕の姿を見て、僕の子供たちは「仕事って、辛くて嫌なもの」という価値観を持ってしまうことでしょう。

父親として、やっちゃいけないことですよね。 これは。

まだ何をどうしていいか具体的には全然分かりませんが、今の仕事の他にも働き方を作っておかなきゃな…と、思いました。

それでは、本日はここまで

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